呼吸ができず、手も震え、立っていられない私は、柿本さんに
は…母にこのことを言ってもいいですか…
苦しくて、ちょっと…ヤバイです…
お母さんって実のお母さん?
それならいいけど、ご主人のお母さんはダメ!
身内は何だかんだで甘くなるから。
私が尾行していることがご主人にバレる可能性があるから、そうなったらおしまいよ。
身内は甘くなる…。
確かに2台目のケータイが見つかっても、義父母は旦那の肩を持ったな…と思いました。
私は実母に電話して、探偵から聞いたことを伝えました。
息が荒く、ろれつが回らなくなってきた私に、
今からすぐそっちに行くから!
お母さん行くまで待ってて、変な気起こしたらあかんで!!
あんたには長女と長男がいてるんやから、
な?な?
私が自殺でもするかと思ったのか、母はそう言いました。
でも母は車の運転が出来ず、電車となると、乗り換えがスムーズに行っても2時間半から3時間はかかりました。
おかあさん…
おかあさん来るまで、1人で待てやん。
おかしくなりそうやもん。
お義母さんに言うたらあかんかなぁ…。
柿本さんはダメだと言いましたが、私は実母が来るまで耐えれそうになかったのです。
でも、探偵さんはあかんって言うたんやろ?
うん…でも…もう…
すぐに駆けつけれない母は、私を心配して、
お義母さん信じて言うておいで!
と言ってくれました。
私は、長女と長男を連れて、義実家に行きました。
長女と長男は義父に頼み、義母と2人で話しました。
義母には、義父にも言わないでほしいと前置きして、探偵をつけたこと、バイトに行かず人の家に入って行ったことを告げました。
義母は泣き崩れました。
情けない…情けない…、と号泣でした。
義母のその姿をみて、私も泣きました。