私は、小学生の4年間、毎日毎日バレーボールに明け暮れていた。
当時は、いわゆる「スポ魂」とかいうやつで、ボールを床に落とそうものなら、殴る蹴る、パイプ椅子で殴られる、は日常茶飯事だった
。
…いまやると、確実に新聞に載る。
体操服やユニフォームは、毎日鼻血や口からの出血で真っ赤っ赤。私の服だけ、洗濯は別にされた。加齢臭のする親父のような扱いだ。
当時の記憶はあんまり、いいものじゃなかったけど、その時のチームメートは今でも親友だし、なによりバレーができると、ママさんバレーに入れる(笑)意外に、いい一生ものを手に入れた気分。
もう一つの一生ものは、弓道。
高校の時に3年間したけれども、あの独特の雰囲気は今でも思い出す。
私は「道」とつくものは、弓道しかしたことがないけれど、あそこまで自分の体を意識して動かしたのは初めてで、以来、自分の「体」と向き合うきっかけになった。息子は弓道をしたがるけど、多分、無理だと思う。あれは、あまりにも抽象的な世界だから。
今、思うのは、アスペ息子にも、娘にも、剣道を通して、一生ものを手に入れてほしいということ。
きっと、それは、今はわからないけれど、これから必要なチカラとなると思うから。
…今回は、ふと、思いついたことだけなので、アスペも自閉も関係ないお話でした。 はな