2024年1月8日
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わが家の預かりっコ
『チビーず』の長男こと“ぐりくん”がトライアルに入りました
昨年12月のほごいぬミーティング
可哀想にぐりくん到着と同時に吐いてしまって・・・
仮母ちゃん、服がどろどろになったので替えの服を買いに行き、急いで会場に戻ったら…なんと！ぐりくん里親ご希望のお母さんのお膝の上で 面談に参加してました 笑
ぐらもルカもイヤイヤって戻ってきたそうです
きっとぐりは自分で選んだんでしょうね・・・
“自分が今よりも幸せになる”ことを予感したんだと思います
導かれるってそういうことなんですよね
そして仮母ちゃん、トライアルのご希望をいただいたというのに複雑な気持ちで過ごす毎日
今までの預かりっコのときとは違う感情・・・
手放しで喜んでいない自分がいる
赤ちゃんのときから一緒だったから離れがたいというのが正直な気持ちでした
預かりボランティア失格なのかも知れません
ぐりは繁殖犬だったりセンターに持ち込まれたり捨てられた過去がある預かりっコではないから今回 『初めておうちを変わる』という経験・・・
「大好きな仮お母さんに捨てられた」と勘違いして悲しい思いをしないだろうか・・・傷付かないだろうか…それが一番心配で心配で辛かった
やんちゃででも賢くてそれでうんと甘えん坊のぐり
ぐりと過ごした１０か月間、大変なこともあったけど本当に楽しくて幸せな時間でした
トリミングの予約がまだ先でトライアルには間に合わなかったので出発の前日におうちでシャンプーをしました
「ぐり。明日からは新しいおうちに行くんやで。お母さんもお父さんもすごく優しくていい人やから心配しなくても大丈夫。だからぐりも頑張るんやで。」
「仮お母さんたちはぐりのこと捨てるんじゃないねんで。ぐりのこと大好きなんやで。愛してるねんで。離れてもずっとずっとぐりのこと想ってるから・・・」
「ぐりが元気で幸せでいてくれることを毎日祈ってるよ。ぐり、ありがとう。楽しい想い出いっぱいありがとう・・・」そう言ってお風呂の中でわんわん泣きながらぐりを抱きしめました
『今日が仮宿で過ごす最後の日』と何となく分かったのかいつも以上に甘えてくるぐり
傍を離れようとせず、ずっと仮母ちゃんの後追い
そして夜は離れることなく腕枕で眠るぐり・・・
仮母ちゃんほぼ一睡もせず朝を迎えました
当日、車酔いするかもしれないので少し少なめのごはんを食べて
お兄ちゃんたちにたくさん撫でてもらって抱っこしてもらって
さあ、出発です！
ドイツに戻った娘からは「ママ、笑って送り出してあげてね。最後にママが泣いてるのを見たらぐりは“自分がママを悲しませてしまった”って勘違いして、辛い思いを引きずってしまうかも知れないから。だから最後は笑ってあげて。」と言われていました
しかし、涙が止まらない
到着して代表の*chico*さんにぐりを託したけれども涙が止まらない
止まれへんねんてー
仮母ちゃん泣きながら笑って、いや、笑いながら泣いて(どっちでもええて)、ぐりに「ありがとう」を
辛すぎる〜
帰りの車の中でも泣きっぱなし
仮父ちゃんも泣いてる…
そして帰宅後
*chico*さんから送られてきた「ぐり、落ち着いてるよ」の嬉しいメッセージとぐりの写真
※代表のブログから写真をお借りします
早速、お父さんのお膝の上で寛いでるぐり・・・
ぐり頑張ってる！
ぐりが頑張ってるんやから仮母ちゃんも泣いてなんかいられへん！←元気を取り戻す単純な仮母ちゃん
ぐりくん、とっても素敵なご家族さまにご希望をいただきました
先住犬さんはDog's smile卒業犬のエリちゃん♡
心強いです
いい距離…
本当に優しいお父さんとお母さん
ぐりがまだ子犬でなんでもかじってしまうこと、そしてそのかけらを誤食してしまうことが気がかりでしたが『ぐりくんの安全第一』と、おうちの環境をぐりに合わせて工夫してくださっています
お散歩はエリちゃんと歩く速さが合わないからと別々に連れて行ってくださたり、ヒーターに近づき過ぎないようにとガードをこしらえてくださったり・・・
まさにぐりくんファーストです
※ぐりくん、もうちょっと落ち着いてエリちゃんに合わせて歩こか
本当に有り難いことです
ぐりもきっともう気付いたと思います
自分は捨てられたんじゃなくてもっともっと自分を大切にしてくれる人たちに出逢うためにここに来たんだということに…
仮母ちゃんの誤食を心配しすぎる思いも『ぐりが捨てられたと思って傷付くんじゃないか？』という思いもどこかに飛んでいきました 笑
クリスマス、お正月とわが家で過ごしたぐり
２月２日は初めて迎えるお誕生日
ぐりが一番幸せな場所でぐりの本当の家族と一緒にその日を迎えられますように…
ぐり！あともうちょっと頑張れ！
仮母ちゃんたちはいつもどんなときもぐりの幸せを願っています
Dog's smile ではJuni(ゆに)のほかにもたくさんの可愛い保護犬たちが運命の里親さまを待っています
ペットショップに行く前にどうか保護犬のことを知ってください
そして周りに「犬を迎えたい」という方がいらっしゃれば「保護犬を迎えるという選択肢もあるよ」と伝えてあげてください
これからも保護犬の応援をよろしくお願いいたします