オーラソーマのリスニングで印象的だったのが、先生のおっしゃっていた
『愛と恐れは同時に存在しない』
ということ。
その意味を本当に芯から理解できているかというと、しっかりと落とし込めていない感はありますが。。。
それでも、少しずつ体験を通して考える機会をいただいている。と思う。
今日はお師匠さまがお弟子さんにおっしゃっていたことをちらっと聴いた。
ちらっと聴こえたその一言は、このようなもの。
『たとえば、陽射しが強くて植物が枯れる、弱るということは、実際には陽射しが原因ではない。』
そんな感じやった。
何かの現象が、外に現れたり、現象が実際に起こるということは、何らかの要因がきちんとあるということ。
陽射しで枯れるということに大きな意味があるのではなくて、陽射しでも枯れてしまう何らかの要因に気づくことこそが、大きな意味を持つ。
根本から探るためのきっかけ、とっかかりになるということでしょうか。
それはそもそも内面からいきいきとしたインナービューティーが確立されていたのなら、外的な要因でそうそう弱ることは少ない、ということかもしれません。
たとえば植物は正直だから、手をかけてあげたらそれだけ素直に受ける。
素直に内面を外面に表現する。
人は、どうでしょうか。
私たちは、しばしば他人を見て、自分と比較したり、他人と他人を比較したり、さらには他人に依存したり。
でも、本当は知っているはずなんです。
内面から、自分を愛すること、慈愛を注ぐことが、自分の周り、外面の世界へと優しさや思いやりを与えることができると。
そして、与えることに見返りを期待せず、あるがままを受け取り、自分やこの世界を形作るものたちに感謝を捧げる。
そんな風にして日々を送っていけることが、心満たされる幸せな瞬間に触れ合えることだと。
内面にあるものが、あなたの周りに表現されること。
今の自分は、どのくらい幸せで満たされているだろうかと思った時に、なにげなくて気づかなかったもののありがたさに気づく瞬間がある。
はっとするくらい、自分の周りは輝いているんだと気づく瞬間がある。
そんな瞬間に出逢えることも、とっても幸せなこと。
内面と外の世界。
この大宇宙と自己の内なる宇宙。
それが呼応していることを思い出したのでした。