結婚式、参列したことある?

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神前結婚式・・・、弟はと婚約者はM神社で結婚式をすると私に報告してきました。

母が他界した今、私しか報告するところはありません。

 

兄夫婦に弟は報告したそうですが、結婚式も披露宴も欠席です。

兄夫婦は、弟の結婚に反対だったのです。

理由は「何で今、結婚するんだ?!」と兄がいったというのです。

兄は弟に、その後暴言をいったそうです。

そして、私の前でも弟の結婚に反対しました。

しかも、母の遺産相続の最中のことでした。

 

私は兄の本心を知っていましたので、知らぬ顔を決めました。

私はそれまで兄に6時間もかけて、私の分の遺産相続放棄を強制されていたのです。

一般論からも法律からも異常な要求でした。

それでも弟は「兄と姉・・・、どちらの味方もできない・・・。」と、弟の分の遺産相続放棄を兄に申し入れたのです。

弟にすれば、遺産を三等分するから割り切れないのだ・・・、半分なら大丈夫だろうとかんがえたのでしょうが、私はそんなことで済むとは思いませんでした。

弟は、私と兄のやり取りを見てもわからなかったのです。

 

兄の要求はそれで収まるものだと思っていたのでしょうか?

いつも、そんなことでは収まらなかったのですが、常に私は母に説得されて泣き寝入りをしてきたのでした。

 

しかし、もう母はいません。

介護は施設の方々にお願いしていたとはいえ、毎日母のところに通ったのは私だけです。

弟は土日の仕事のない日。

兄は最初こそ月一回きましたが、いつも私に「来たぞ」という連絡だけしてきました。

そして、まもなく顔をだすこともありませんでした。

やっと来たときは、母の臨終の時でした。

それまで母は、兄に会いたいといっていましたが・・・「忙しいんだから呼ぶな!」と一点張りでした。

 

もちろん、母の貯蓄から介護施設の費用はだしましたが、一部は私がだしています。

なによりも、母の遺産には私がもらうはずの賃金が入っていました。

つまり、母の遺産そのものが、私と母の共同財産だったのです。

でも、母が闘病している最中に、私の分を差し引くのは気が引けました。

 

「今まで家賃をタダで暮らせたんだから感謝しろ!母の位牌とお前の身の回りのものを持って、サッサと出ていけ!!」と兄は怒鳴りだしました。

「いいか!?お前の実績など関係ない!全部、長男の俺のものだ!!」と兄が言ったときは、ここまでバカだったのかと、情けなく思いました。

 

私は自分の実績など、主張したことはありません。

法律上からも私の場合は、3等分プラスαが認められるはずです。

それでも、兄がおとなしくするという条件で、兄の最初の要求通り3等分することに同意したのですが・・・。

当日は、兄嫁が途中退席して実家へ行くといって消えました。

それからの兄の要求は、後に私がヘルペスを発症するほど、すごいものでした。

 

私が絶対に同意しなかったというより、できなかったのは、私自身も母の遺産を形成したのもありますが、母の家のローンは私名義だったのです。

今も返済中のローンですが、この時はまだまだ残高があるのに兄に形式上渡しただけでも、なんらかの方法で転売することは予想できました。

もちろん、まっとうな売却方法ではないはずです。

そうなれば、私は住む家を失うばかりか、契約違反でローンの全額返済を銀行から請求されるに違いありませんでした。

 

弟はその間も困惑していました。

弟の結婚を兄が祝福しない理由はただ一つです。

困り果てている弟に、兄の反対理由を告げたのです。

すると兄は「二人してグルになりやがって!おまえ(弟)が結婚するなら、おまえの預貯金をよこせ!!」と兄が絶叫しました。

 

困惑していた弟の顔は、みるみる冷静さを取り戻しました。

まもなく(実に6時間ぶり)兄嫁がやってきました。

待っても待っても、兄からの報告がこないのでやってきたのでしょう。

 

それから兄夫婦は、私たちから消えました。

私たち兄弟の中で、いろんな経営をしており金持ちである兄夫婦は、遺産の65%にあたる財産を持っていきました。

母が亡くなった後の諸々の出費はもちろん、葬儀費用、墓地購入も私がやりました。

もちろん、私が喪主を務めました。

これは、兄の強い希望でしたが、お金のせいでそうするなんて、この時の私は考えられませんでした。

 

長男だ!と叫んでいた兄の影が消えました。

母の一周忌もきません。

それ以降、本当に消えました。

 

今日は神前結婚式の日だそうです。

 

あの後、義母が60代で亡くなってしまいました。

 

いろんあ悲しみがあるから、姉弟が仲良くやってこれたと思っています。

 

日々、感謝。