リメンバーto沖縄 | 頑固爺”如風”コースケのブルース

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八太郎の日々VOL51 https://hatinohibi.livedoor.blog/ 第13話更新しました。

母親が娘の首に包丁を刺すと血がピュッと吹き出し、周囲を赤く染めた。

別の場所では、子供に布団をかぶせて火をつける親。

1945年4月1日、沖縄県中部、読谷村・波平(よみたんそん・なみひら)にある自然洞窟「チビチリガマ」での光景を知花昌一・僧侶の回想を伴野昭人・記者が書いている。

更に続く。

日本軍による中国で行った虐殺を知っている元兵士の言葉。

「米軍に捕まったら、男は八つ裂き、女は侵されて殺される。それよりは自分で死にたい。」

「天皇陛下の赤子たるものが、うろたえてどうする!」

このような扇動によって85人が犠牲になり、その半数以上は12歳以下の子供。

一方で約800メートル離れたところに有る「シムクガマ」では約1000人の避難者が居たが集団自決は起きていない。

ここにはハワイ帰りの男性2人が居て、戦時下で「非国民」と言われていたが、この時、英語で米兵と交渉し、「手向かわなければ殺さない。」と説得した。

この記事を読み、運命の皮肉さを感じた。

このリーダーが入れ替わっていたら、どうなったのか?

この2組が、1か所に同時にいたら、どちらを選択したのか?

それでは、現代では、どうなのか?

この両極端のリーダーは、誰に当てはまるのか?

決して無関心ではいられない現状。

一部権力者と実業家だけが富をむさぼってる。

一方、庶民たちは重税と物価高に疲弊している。

しかし、これを打破するのも庶民の力。

民主主義というのは、そういうものだ。

 

如風でした。