ビジネスにおいて、無理、無駄、むらは「3悪」とされている。
しかし、多少の3悪は必要になってくる場合がある。
そして、その達成に対する執念と、良心との葛藤も出てくる。
当然のことながら良心が勝たなければ「違法」、「信用損失」と言う結果が下されるのだろう。
最近は、そんなニュースが多い。
この2つのギリギリのラインを越さないように計画、実行していかなければ、最終的にビジネスは成立しない。
脱税を含めて文書の改ざん、虚偽申請などは、言語道断。
しかし、ビジネスを優先する事によって、その行為は行われてしまう。
あくまでも、金儲け、利益を出すことがビジネスの基本に有るからだ。
その為に、人として大切な「良心」が失われていく。
実に悲しい事。
実に哀れな事。
ここで大切な気持ちは、お客様に対する心だろう。
最も大切にしなければ為らないお客様への忠誠心のようなものが、それに歯止めをかける。
仕事とは、心で行うものだから。
そろばんしかない業務は、仕事ではない。
金のために働くのは仕事ではなく、あくまでもビジネスに徹している者が持つ精神。
人は、仕事をしなければ心が腐敗していく。
上司の命令だから、良心に背いて迄やる必要は全くない。
クビになるのが嫌で良心に背いて犯罪に加担したのでは、守りたかったものも守れなくなる。
その事を忘れずにいて欲しいと願う。
最近では、政治までもがビジネスに為っている事が、残念で為らない。
如風でした。