フェティシズム | 頑固爺”如風”コースケのブルース

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吉良智子氏の著作、『女性画家たちと戦争』の中で、戦中の飛行訓練中の少年兵の言葉が頭の中に媚びついている。

「僕たちは離陸を覚えれば良い。 着陸はしないんだから。」

何とも悲しい言葉だ。

戦時中の天皇崇拝と言うフェティシズムに侵された少年の発言。

フェティシズムとは、フランスのヒューマニストシャル・ド・ブロスが言った言葉で仏神崇拝を意味する言葉。

80年前の日本の話だが、悲しい事にこの様な事は今も続いている。

国家だけではなく企業にも、そんな考え方が蔓延っている。

悲しくて、残念だ。

如風でした。