今朝の新聞を観て驚いたというか、呆れたというか。
今度の日曜日に各地で統一地方選挙が行われるが、25町村で町長、村長が無投票で選ばれ、議会に関しては48町村が無投票選出。
そして定員割れは11町村。
これじゃ、選挙どころか議会を運営する意味がない。
それも、何処かの親父か爺が殆ど。
議会など止めて、役場の職員で運営していく方が、よっぽど良いのではないかと考えてしまう。
こういう状態を観ていると、この前、何処かの国の総理を狙った青年の気持ちが、よく解る。
立候補しずらいシステムと、選挙による政治変化が感じられない状況だ。
ただ、あのような力で反論しては為らない。
歴史を顧みれば、1909年に起きたハルピンでの伊藤博文の暗殺から始まり、21年には原敬が東京駅で、30年には浜口雄幸、32年の五・一五事件では犬養毅、36年の二・二六事件では高橋是清、斎藤実が殺されているが、その後、どの様な動きを日本がしていったかというと、戦争だ。
満州事変、日華事変、そして第二次世界大戦へと流れていく。
昨年の安倍晋三暗殺、そして今回の未遂事件。
これから、この連鎖が始まって行けば、日本は間違いなく戦争へと向かっていく。
プロテスト的な動きをしたいのなら、銃や爆弾ではなくペンやギターを手にすればいい。
政府の突っ込み処は、たくさん溢れているではないか。
如風でした。