諦める心は、人間の特権・・・か。
他の生き物に、生きる事に諦めは無い。
と、感じているのだが。
潔さが美徳だったのは、昔の話。
みっともなくても、すがりついても、生き続ける事が大切ではないだろうか。
人の価値は、生き続ける事にある。
むやみに命を、軽んじるものではない。
人は、何故、諦める心を持ってしまったのだろうか。
「諦めの悪い奴」で、良いじゃないか。
自分で「もう駄目だ」と決めつけるものではない。
手足が無くても、目が見えなくても、頑張って生きている人は多い。
そういう人は、心が元気だ。
諦める人は、心が弱いだけだ。
だから、心を元気にすることが出来る切っ掛けが、必要。
だからと言って、周りは「頑張れ」としか言えない。
頑張ってる人に、「頑張れ」というのは甚だ恐縮ではあるが、それしか言えない悲しさがある。
「人間は、弱い動物」と、人は言う。
弱いから、周りの人に頼って生きる。
それで、良いじゃないか。
頼れるなら、大いに頼ればいい。
自分が、出来る事を一所懸命にやればいい。
それが、人間らしいということではないだろうか。
如風でした。