最近は、義務ばかりが増えて、権利がどんどん減っている様な気がする。
軍隊が蔓延っていた昔も、多分、こんな感じだったのだろうと感じる。
俺のガキの頃は、もっと何かの~んびりとしていたような気がする。
いや、俺だけがのんびりとしていたのかもしれないが・・・。
そんなことを考えていたら、小学校のテストを思い出した。
「室町幕府を開いた人は?」という問題で、俺は足利尊氏の「尊」の字が思い出せなくて「高」と書いた。
すると先生は、×ではなく△をくれた。
不思議に思っていると、足利尊氏の若き頃は足利高氏という字を使っていたという。
偶然とは恐ろしいもので、「良く知っていたな」と、逆に褒められもした。
更に、高校の時、倫理社会のテストで、論文形式の問題が出たのだが、一向に答えが導きだせずダルマの絵を100個書いて、「手も足も出ない」と書いた所、50点を戴いた。
今では、信じられない事だろう。
そんな時代に生きていた俺は、幸せ者とつくづく感じる。
如風でした。