長い年月、故郷を離れて帰ってみると、自分だけが取り残されている様な感情が湧き出てくる。
自分が去った日と帰った日で、故郷が大きく違って見える。
実際に変わってるかもしれないし、全く変わっていないのかもしれない。
兎に角、自分の目で見える景色が違って見えている。
自分が成長した様に、故郷も進化したり衰えたりしている。
しかし、そこに住んでいる人たちは、毎日を営んでいるだけ。
毎日には色々なことがある。
その経緯を知らない自分が居る。
それは寂しさなのか?
それは空しさなのか?
それは悲しさなのか?
そんな事はない。
それが現実なのだ。
現実を直視すれば、次に進める。
現実を理解すれば、前に進める。
恐れずに、1歩を歩み出せばいい。
人には、そういう力が有るのだから。
如風でした。