40グラムの水に1グラムの塩を溶かす。
塩は見えないけど、その中に塩が1グラム入っている事は、事実。
更に言えば、40トンの水に1トンの塩を入れても、塩は1トン入っている。
幾ら薄めても、その中には確実に塩は入っている。
福島第一原発のトリチウムが、とうとう海洋放出が決まってしまった。
”国で定められた”濃度基準の40分の1に希釈して、放出する。
この基準のエビデンスがハッキリ解らないが。
”国の基準”という勝手な法則が、これまでにどれ程、国民を振りまわして来たのか数知れない。
政府の言い分は、「人体への影響は”少ない”」と言う。
「無い」では無く、「少ない」のである。
更に、「今の海水のトリチウム濃度に近い」と言い張った。
海にトリチウムを流したのは、一部の人間だろう。
海洋放出した結果、体に内部被ばくする可能性が大きく為る。
そうなると、局所的に影響が出ると聞いた。
東京電力は、漁業関係者への補償はすると言うが、此の保証金は全て我々の電気料金に跳ね返って来るのだろう。
活用されていない停止状態の原発の費用同様に。
そんな危険な人造物を、今後も進めると言う人達の考え方には、疑問符を投げつけたくなる。