投資で自分の資金を運用するにあたり、漠然とお金が増えたらいいな。
とか、なんとなく不安だから取り敢えずやってみよう。
という方って結構いると思います。
では、すぐにお金が欲しいから
リターンの高いものばかり組み込んでいいのでしょうか?
逆に、リスクを回避したいために債権型投信ばかり
組み込んでいていいのでしょうか。
年齢により、目的により、ポートフォリオは変化します。
まだ、十分働いていける年齢層でしたら、株式、リート、新興国株など
ハイリスクハイリターン商品の割合が多少大きくても大丈夫です。
その際必ず、自分の納得した商品を運用しましょう。
たとえ元本割れしたとしても、自分の納得した商品なら勉強だと思えますし、
まだ働いて貯蓄することができます。
基準価格の下がっていくことも多々あります。
その時は、あまり長く執着しないことです。
早めに損切りしましょう。(これがなかなかできないのですが。)
損切り(ロスカット)の基準を自分で最初から決めておけばいいですね。
あるセミナーのお話では、男性より女性のほうが早く損切りできるらしいです(笑)
そして、毎月分配型ではなく再投資のできる商品も組み込み、
利息が利息を生む複利を活用しましょう。
若さの最大の武器は時間を使って投資できることです。
慌てずじっくりと、勉強しながら取り組みましょう。
*複利についてはまた後日記事にします。
50~60代ころには、そろそろムリはしたくない気持になってきます。
債権型の比率を上げて全体に偏らないポートフォリオを作りましょう。
そして、収入が途絶えた時点で、年金の足しにしようと考えるのであれば
毎月分配型である程度取り崩す気持で分配金を受け取りましょう。
分配金をもらうということは都度、税金も支払うということです。
それでも、毎月収入があるということはとてもありがたい事。
そして、分配金を確定することによって元本がマイナスになったとしても
今までに確定した分配金は確実に自分のものとして手元に残るのです。
ある意味、リスク回避と言えます。
投資のプロは、自分の投信は債権・国内株式・インデックスファンドなど
意外とカタイ地味な銘柄を組んでいるようです。
それだけ、ハイリターンになるとリスクがとても高くなるということです。
債券は金利上昇時に値下がりし、金利下落時に上昇します。
株価が上がるときには金利も上がることが一般的ですので
株と債券の値動きは逆だといえます。
基本的には株式と債券を上手く組み合わせて分散し、
できるだけリスクを減らすことが大切です。
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