11/2 発達について☆

今日は、保健センターで、親子教室

今私が担当しているのは、1才半～のクラスと、3才～のクラス。
検診で、少し発達について気になった子たち。

今日も親子遊びをしたり、体操したり、歌ったり、たくさん遊びましたよ


発達について

みんなそれぞれ「個性」があります。
発達が遅れているから「障がい」ではありません。
それぞれが進むスピードが違うだけ。

教室でも、寝返りをしない、ハイハイをしない、歯がはえない、ストローで飲めない、離乳食を食べない、言葉が遅い・・・・など、たくさんのご相談があります。

かわいいわが子だもの、心配なのは当たり前。
どんどん色んな人に相談をしてくださいね

保健センターは、その相談窓口のひとつ。
心配なことがあったら、専門の相談窓口もあるので利用していただきたいと思います。

私の親子教室も、医師・保健師・心理士・保育士などの専門職の色々な角度から見て、その子が持っている何かなのか、それとも親の関わり方による遅れなのかを見極めていきます。

専門職により、「療育」という道をおすすめした方がいいのか、そのまま経過を見ていけば大丈夫なものなのかを判断します。

私も、実希の発達について、悩む時期がありました。
「元気で産まれてくるのが当たり前」と思っているので、自分の子に発達の遅れがあるとなると心配というより、ショックが大きいと思います。

保育園でも、発達の遅れがある子を担当することが多かったのですが、みなさんに共通することは、お母さんもなんとなくはわかっている。人よりもちょっと違う。だから私たち保育士に「うちの子大丈夫ですよね?」と何度も聞く。

私からすれば、気づいてくれているだけ嬉しい。
その親子には次のステップがあるから。

ここで、親として何が大切なのか。

「親として、この子に何をしてあげることが一番いいのか。」

を考えることが、その子の成長を早めてくれます

その子にあった「関わり方」をしてあげるだけで、ほぽ心配だった成長がクリアできる場合があります。

親との関わりだけではなく、少し違う角度から違う人と触れ合うだけで、言葉が出てきたり、出来なかったことができるようになったり。
それは、親として嬉しいことですよね

何でも人より成長が早ければいいというものではありません。

専門職が見て、「あれ?」と思うことがあるから声をかけさせてもらっています。
それは、「この子は伸びる」という判断もあり、「もっと伸ばしてあげたい」と思うから声を掛けさせてもらいます。

別に、障がいがありますよ、と言っているわけではありません。

もし、そうだとしても、少しでも早くその子に合った関わりを持ってあげることが、その子にとっても親にとっても大切だから。


でも大半が、「うちの子は大丈夫です」「うちの子は、心配ありません」「様子をみます」とおっしゃる。
それはそれで、親が決めることだから間違いではありません。

でも、専門職が見て、「今、こうしたら伸びるよ」と言っているのだから、とりあえず身を預けるのも一つの手

拒む前に、とりあえず進んでみる。
そして、順調に成長が見られたら、「ほらやっぱり、大丈夫だったでしょ」と思っていただければいいなと思います。

それは進んだから成長が追いついたのかもしれませんよね。
「うちの子は大丈夫」と親が拒むことによって、結局苦労するのは、子ども本人なんだということもわかっていただけたら嬉しいです。

「子どもは自分の環境を選べない」ということ。

療育に進んだ親子さんから「なんであの時拒んだんだろう。こんなに明るく伸びるんだったら、もっと早く療育をしておけばよかった」とよくお聞きします。

私の担任していた子どもたちも、ビックリするくらい成長しています
先日あったチャリティコンサートにも、私が担任していた子たちが出ていました。

2才になっても、3才になっても、なかなか言葉がでなく、お母さんが療育に行くことにやっと進んで、この間はその子が「せんせ～い」とお話をしてくれました。
実はちょっと感動して思わず頭をなでながら、涙が浮かんでしまいました。

人よりも成長が遅れていることに、ひけめを感じることよりも、親としてこの子に何をしてあげられるのかを考えてほしいなと思います

今度は、実希で例をあげてお話をしますね


発達で心配なことがあったら、胸にためずにいつでもご相談くださいね


内閣府認証　NPO法人　ロイヤルセラピスト協会
指定スクール「ハッピータイム♪」
認定講師:　篠原　恵子

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