一月にあった講演会のため、ゆっくり本を読むことが
出来なかった。
偏ったジャンルばかりだが、本を読むことは大好きで
ストレス解消にもなる。
最近、少し時間に余裕ができたためたまっていた本を
あさるように読んでいる。
昨日読み終えた本は
ごえんの法則
随分前に買っていたのだがやっと読めた。
小林さんの本は何冊か読んだことがある。
とても、分かりやすく心にすーっと入ってくる。
この本の中では、ありがとうという、感謝する心がとても
大切で、人は誰かの役に立ち、誰かの応援するため
自分が楽しく幸せになるために生まれてきていると語る。
そして、例え話で王さんやイチローなど世界で活躍している
選手はバッドを放り投げたりせず、とても道具を大事に扱う。
と、書かれている。
私も、母から教わったことで今でもしっかり覚えていることは
何か物を投げたとき、(たとえばリモコンなら)
「ごめんね、リモコンさん。痛かったでしょ!」
と。(たとえば本なら)
「ごめんね、本さん。痛かったでしょう!」
と本気で話しかけることで大事なことを教わった。
すべてのものに、命があるように接していた。
だから、私はどんな物でも投げたりすることはしなくなった。
いまさらながら、母は凄いな~と思う。
物に、命があるかどうかわからないし、痛いという表現も
適切ではないかもしれないが、投げずに物を扱うということは
物を大切にしていることになる。
深いな~
そして、この本のまとめとしてこう書かれていた。
生きると言うことは修行ではなく、我慢することでもない。
人生は喜びだと捉えて、笑顔で淡々とこなしながら死んでいく。
それが人生の本質ではないだろうか?
「世の中に必要とされて良かった」
「私の存在にも意味があった」
「生まれてきて良かった」
と、きづきを与えてくれる仲間の園を与えてもらったことに
感謝をしながら死ぬのが、人生を全うするということ。
なるほど~確かにそうだな。
やはり、母は素晴らしいお手本だ。
苦しいながらも、いつも今が幸せだ今が幸せだ!
と言って、感謝しながら人生を送っている。
人に自慢できるほど裕福でも、恵まれた環境でもないけれど
自分には自慢できる人生なのだろう。
私は、母のDNAを受け継いでいることがとても誇りだ。
私も、母やこの本に書かれているように毎日笑顔で
幸せを感じ、人のお役に立てるような生き方をしたいです。
しょうこ筆