昨日のブログで、私がバレーボールを始め、辞めた経緯を


綴った。


今日はその続編。


引退して、高松に帰ってからあまり人に会いたくない状況が


続いていた。しかし、何かをしなければ!


そこで、たまたまタウン誌で見つけた整体院に行ってみた。


そして、だまされたと思って言われたとおりに色々運動や


ストレッチをやってみた。


すると、正座ができなかったはずなのに普通に自然と正座を


していたり、顔を洗うとき、腰痛やヘルニアをした事のある人は


分かると思うけれど両手では顔を洗えない。


片手はいつもどこかに付いていないと痛かったり、不安だ。


それがある時普通に両手で洗っていた。


靴下をはく時も、足先がとても遠く時間がかかっていた。


しかし、ふとさっとはけるようになっている自分を発見。


一番つらいのは、朝起きるときにどちらに向いて起き上がったら


いいか考えながら、時間をかけながら起きていた。


もちろん、ある時さっと起きれるようになっていた。


そんなこんなで、喜びと驚きでいっぱいだった。


出来なかったことが、できるようになる幸せ。


痛みの無い生活。


法事などで正座ができる喜び。


将来の体の不安が払拭された希望。


言葉に表せないくらい未来が明るくなった。


その時あるチームから復帰しないか?とお誘いを受けた。


見学にも行かせてもらってじっくり考えた。


しかし、私は高松に残り整体師になりたいと決意した。


それから、もう10年以上整体師として患者さんをサポート


させてもらっている。


本当に、怪我一つとっても今の自分を作り上げるために


必要だった出来事だったのだなと、感慨深い。


お陰さまで、出会えた方々はたくさんいる。


今の自分がとって幸せで充実していて満足なのはその


方々あってのこと。


一人でも欠けていたら私はこんなに幸せだと言えるだろうか?


15年前の、引退して家に引きこもりだった頃があったからこそ


感じられることもたくさんある。


あれから、しばらくはバレーボールの試合とかは見られなかったが


今は、一バレーファンとしてテレビの前で応援している。


それに、あんなにバレー漬けでバレーしか頭に無かった私が


今は、こうやって自分がバレーをしていたことすらたまにしか


思い出さない。


今は、そんな自分が大好きです。


でも、たまにはバレーボールを触りたいなとふと考える。


中学の恩師、池田先生に再会してこれからもお会いする機会が


増えるだろうから、バレーの記憶がどんどん思い出されるでしょう。


それはそれでとっても楽しみです。



しょうこ筆