こんにちは。
スタッフ小西です
個別支援プログラムのお申し込みが少しずつ入ってきています。
ご相談に来られたみなさま、
初めは行き詰まって気持ちが沈んだご様子で来られた方も
ハッピタビーの支援プロジェクトのことをお伝えすると
なんとか全頭手術しよう、
継続してTNRをやり遂げよう、という
意気込みや熱意溢れる表情に変わって
がんばります！と帰られます。
手術費用の負担が
その現場の猫たちをなんとかしてあげたいと願う方々の
生活やメンタルを圧迫していることを実感します。
相談に来てくださったみなさまに寄り添って
手術費用面でできるだけお力になれるよう
努めたいと思います。
個別支援プログラムについて
エリコ先生が以前のブログで
「TNR活動と地域猫活動の継続で効果が出ることを、
動物病院の立場から実証し公表し、
地域猫活動の社会的な知名度と信頼度を高めたい」
と書いています。
TNR活動や地域猫活動というのは
一部の熱心なボランティアさんが
好きで勝手にやっていることなんかではなくて
地域のため、社会のための活動であり、
特別な誰かではなく
そこにいる私やあなたができる活動であり、
世の中の多くの人に正しく知ってほしい活動です。
最近、私自身がそれを実感した出来事がありました。
昨年末にTNRしたコンビニの現場に
餌やりに通ってくださっていた方が
事情があって来られなくなったため
私がご飯をあげに行っているのですが
ある日、小学生の男の子とお母さんが
猫たちを覗き込んでおられました、
私がご飯をあげていることに気付くと
「ここで飼われているんですか。」と聞かれました。
「いえ、ここで増えないようにこの子たちの避妊去勢手術をしたんです。
手術後の見守りでご飯をあげに来ています。」と答えると
しばらく不思議そうな表情をされてから
「そういうお仕事があるんですか？」と聞かれ、
「私の職場は猫の手術をする病院なんですが
ここの猫たちの手術は仕事としてやったわけではないんです。」と
なんともややこしい説明をしてしまいました。
すると
「無料なんですか。」と聞かれました。
おそらく
仕事でもないのに
誰かが野良猫の手術を自腹を切ってするということが
ピンとこないんだろうなぁ、と思いました。
以前、ブログに書いたように
コンビニの店長さんがチラシやポスターを貼ってくださっているので
それを指差しながら
一通り世間話を交えながらお話ししました！
「全然知りませんでした！ありがとうございます！」
とにこやかに親子は帰られましたが
そうかぁ、全然知らないんだなぁ…と
寂しくもなり、
でもこれが現状なんだと
はっきり突き付けられました。
プロジェクトでご支援した現場で
TNRが徹底して行われることによって
まずは近隣の方たちに
「ここ最近、野良猫が減ったなぁ」
「ひどい状態の子猫を見なくなったね」
と実感していただけることを目指します。
そして、一つの地域から社会全体に
TNR活動、地域猫活動への
理解が広まるように
効果を実感していただけるように
ボランティアさんたちが
がんばって活動してきてよかったと
心から思えるように
ハッピータビーも歩みを止めずに進み続けます！
みなさまのご支援が力になります。
これからもハッピータビーを応援してください！
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