ハピタビ流寄付金の使い方2022年6月現在 | happy-tabby-associationのブログ

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猫問題にまつわる情報と取り組み・活動報告を公開しています。

 
こんにちは!
獣医師エリコです(^^)/
 
 
 
連日
こねこ・こねこ・こねこ
です。
 
 

 
その多くが
保護され、これから里親を探す猫です。
 
 
4月ごろに出産された子猫が
今の時期、ちょろちょろと出はじめ
 
そうなると
焦った餌やりさんや
仔猫を見かけて初めて、近くに親子が住んでいることを知った
一般の方が
ボランティアさんに相談し
 
親子ともども捕獲
母猫はTNR
仔猫は保護
 
というパターンが多いのがこのシーズンなのです。
 
母猫の所在が判明する
チャンスの月でもありますが、
 
結果、たくさんの子猫の保護が必要になってくるケースが多いです。
 
 
相談者の多くが
「仔猫の保護はできない」
と、おっしゃるからです。
 
もちろん
ボランティアさん達も
相談者自身が何とか保護できまいか
丁寧に説明を重ねます。
 
それでも、どうしようもないケースが多くあります。
 
 
結果
ボランティアさんたちはこの時期、たくさんの保護猫を抱えています。
 
そこで最近相談を受けることが多いのが
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このキャンペーンの耳カットを免除してもらえないか?
 
との相談です。
 
 
耳カットについて、以下私の考えですが
 
 
「大事にバトンを繋がれてきた、保護猫の証」
だと、私はとても愛おしく感じます。
 
 
 
 
加えて、
まだ、「マイクロチップの読み取りを全ての猫に行う」ということが一般的でない
(保健所などに収容された際に、マイクロチップの読み取りをどこまで積極的に行うかは各自治体の判断に任されており、すべての猫に読み取りを行うことは義務化されていません)以上、
 
耳カットは「地域猫の証」として、
引き取り・殺処分は行わない、ということは広く認知されていることを考えると
 
万が一脱走した場合や
災害などで多量の脱走があった場合には
耳カットがあったほうが、救命率が高いだろうと
 
私は考えているので
飼い猫にも耳カットを薦めています。
 
 
特に
何らかの原因で飼い猫がほとんど外に出てしまったら
 
その地域を後に管理するのが大変だろうな・・
 
と考えてしまいます。
 
 
術済みかどうかがはっきりせず
再度開腹せざるを得ないメス猫も何匹も見てきましたが
 
かわいそうで・・
 
その度に、はっきり耳カットがあればなあ
 
と感じてきました。
 
 
すみません
話が反れました・・・。
 
 
要するに
本件のご要望は
「保護譲渡活動の支援をしてほしい」
ということだと捉えております。
 
 
もちろん
私はボランティアさんを支援したいと考えていますし
 
そもそもの
私の活動の原点は、
頑張っているボランティアさんを助けたい
との思いからでした。
 
 
これまで
ボランティアさん自身が行う活動を支援してきたつもりです。
 
 
それももちろん必要だと思います。
 
 
しかし、私は
もっと、本質的にボランティアさんたちを支援したいと考えています。
 
それは
ボランティアさんに相談してくる人たち自身に
活動を行っていただき、
 
1人のボランティアさんがやらなければならない活動そのものを減らすことです。
 
「TNR活動はボランティアがやる特別なもの」
 
ではなく、
 
相談主さんにも、是非できることから始めてみていただきたいのです。
 
餌やりさんには、自分が餌をやっている猫だけでも、
できるだけ自分で手術してやっていただきたいのです・・。
 
 
寄付金は、
その一歩を後押しし
 
「TNR活動はどなたでも始められる一般的なもので、
ボランティアだけに依存することなく、

野良猫たちの福祉を守るのは、あくまで社会が主体なのだ」

 
と世の中を変えることに
優先して使いたいと思います。
 

 

それが、将来的に本当にボランティアさんを助けることではないかと

私は考えています。

 

 

ボランティアさんとは

依頼を受けて走り回る存在ではなく、

相談者へ活動方法のアドバイスをし、時にはお手伝いが必要だとしても

相談者が主体的に活動するための

アドバイザーとしての存在になるべきではないかな

 

と、思います。

 

 

 

昨年の11月12月TNR支援キャンペーンでは

餌やりさんがTNRに前向きになる良いきっかけになったと、好評をいただきました。

 

今回の子猫キャンペーンも

 

4.5か月齢くらいの子猫が

成熟してどこかに行ってしまう前に、あるいは妊娠してしまう前に

 

「今なら安いらしいで!」

 

と餌やりさんを鼓舞して

できるだけ早くTNRに踏み切っていただくきっかけにしてほしいと考えています。

 

 

なので、

 

どうか皆様

 

現状の条件のまま、今年は実施させていただきたいと思います<(_ _)>

 

 

いろいろなご意見があるかと思いますが

 

毎度毎度、未経験の取り組みに挑戦しており

試行錯誤をお許しください・・。

 

 

スタッフの話や、ボランティアさんのお話などを聞かせていただきながら

 

限りあるご支援を、どう使えば最も将来に活かせるのか

 

それだけを考えて企画・実施しています。

 

 

 

引き続き、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

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猫の過剰繁殖を防ぐためには、発情を迎えてしまう前の早期不妊去勢手術が必要です。

6月〜8月は乳歯の残っている幼齢猫に手術費用を助成するキャンペーンを実施します。

早め早めの不妊手術にご協力ください!

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代表橋本エリコが作画した絵本です。是非一度見てください。