本当にあった怖〜い話 | happy-tabby-associationのブログ

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猫問題にまつわる情報と取り組み・活動報告を公開しています。

こんにちは!

獣医師エリコです。

 

 

 

まずはこちらのマンガをご覧下さいm(__)m

 

 

 

 この体験談

 

実際に私達が出会ったお話なんです。。

 

恐ろしいでしょうガーン

 

 

でもね

不妊手術をせずに譲渡するということは、

こういうリスクをはらんでいるんです。

 

なので

私は、譲渡前の不妊手術を徹底することが理想だと思います。

 

 

ただ問題は

譲渡前に手術をしたくても、なかなか早期で手術をしてもらえる病院が見つからないことだと思います。

 

 

病院に不妊手術を依頼した時に

 

「不妊手術は6か月を超えてから」

「体重2kgを超えてから」

「あまり早くに手術すると泌尿器系の病気になる」

 

などと言われた経験のある方

おられると思います。

 

 

しかし

私が学生の頃からお世話になっているこの本でも

 

 

早期の不妊去勢手術を推奨しているし

 

 

アメリカでは米国獣医師会など、大きな獣医師団体が

5か月齢までに不妊去勢手術を行うことを公式に支持しています。

 

 

これまで言われてきた、「早期不妊去勢手術で尿路系疾患になりやすい」といった説は

実は根拠がありません。

 

実際の実験でも

早期に不妊去勢手術をした猫と

してない猫とでは、

そうした疾患の発生率に差はなかったのです。

 

それに対し

 

6か月齢以上になるまで不妊去勢手術をしなかった場合

 

妊娠のリスク

乳がんの発症率の増加

スプレー行動の発生

・・・

 

明らかなリスクがあるのです。

 

 

根拠のないリスクを回避するために

明らかなリスクを予防しない なんて

 

 

おかしな話ですよね。

 

 

でも残念ながら

まだまだこうした考えの獣医師が少ないのが

今の日本の現状です。

 

 

里親さんも、ちゃんと手術をしようと思っていたのに

4か月齢や5か月齢で発情が来てしまった猫を受け入れてもらえる病院を見つけられず、

間に合わずに妊娠してしまうケースもあります。。

 

 

だからこそ

保護主さんが早期不妊去勢手術を行う獣医師を知っているのならば

譲渡前にできるだけ手術を行ってあげてほしいです。

 

どこからか「早期不妊手術の合併症」説を聞いても気にしないでください。

早期に手術を受けさせてくださった皆様が正しいです。

どうぞ、胸を張って譲渡して下さい。

 

そして

早期不妊去勢手術の大切さを理解し、実践して下さる

獣医師が増えてほしいのです。

 

まだまだ

そうした獣医さんが足りなさすぎます。

 

譲渡前に全部手術してあげたいけど

今の獣医師の数では間に合いません。

 

かといって

6か月齢まで譲渡を待っていては

譲渡活動が進まず

たちまちボランティアさん達はパンクしてしまいます。

 

 

だから

 

どうか獣医師のみなさま

 

ご理解とご協力を、どうぞお願い致します<m(__)m>

 

 

 

 

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