、こんにちは
書道教室ばんぶーしゅうと
かさいじゅん子です🍀
先日、5年生の子が、
「今日、学校で墨を磨った。」
と話をしてくれました🍀
最近のお習字セットに入っている硯は
プラスチック製です。
それで磨れるかな?
と思ったら、
心を落ち着ける為にやったそうです。
なるほど
それはいいね❗
と話をしていたら、
違う子たちが
自分もやりたいと❤️
じゃあ、
課題が上手に書けたら、
そのあとにやってみよう❗
という話になりました🍀
私は
かな書道を書くことが多いので、
毎回、墨を磨ります。
漢字の時は、
ほとんど墨汁を使用していました。
かなは、
加工紙(紙の表面に滲まない加工を施してある紙)を使用することが多いので、
滲みも少なく、
使う墨の量が漢字とは全く違います🍀
磨るときは、
平らな部分(陸おか)に
水を数滴たらし
「の」の字を書くようにゆっくり動かします。
濃く磨れてきたら、
墨を奥の部分(海)に流します。
それを必要な墨の量になるまで、
何回か繰り返します🍀
「墨磨りは、病気の人がやるといいんだって。」
と言うと、
ソロ~っと動かしていました(笑)
(墨の粒子が小さくなるためです。)
磨りながら「いい匂い」
と言うので、
これは墨の香りではなくて、
香料が入っていること
墨は、油を燃やしたときに出来るすすを集めて
膠(にかわ)で捏ねて乾かしてつくること
膠は、動物の骨や皮などを煮て作ること
だから、香料が入っていないとくさいこと
などを説明しました🍀
書く前に、
墨を磨ると飽きてしまうと
思っていましたが、
高学年の子達は
たまにやってみるのもいいな
と思いました🍀
書くだけではない楽しみも
すこしづつ知ってほしいですね
子供も大人も受け付けております
東海村外(那珂市、ひたちなか市等)からもお越しいただいております。
「大好き」を心の真ん中に
お読み下さりありがとうございました!