29年 | 強烈自閉くんとの暮らし

強烈自閉くんとの暮らし

28才の自閉症の息子を育てている、落ちこぼれ母のつぶやきです。日々おだやかに暮らしたいのに、何かしら仕出かしてくれる息子…心がポキポキに折れてしまう事も多いけど、たまーに息子から素敵なプレゼントがもらえます。それを心の支えに日々頑張っています。

1月1日に能登半島地震があったばかりですが


こちらも忘れてはいけない

阪神淡路大震災。


1995年1月17日

午前5時46分。


私は月末に結婚退職をひかえ

この日は有給を取っていて

実家の自室で寝ていた。


ものすごい揺れで目覚め


関西で大震災があったのを知った。


6000人を超える方々が亡くなった。



1993年に神戸の夜景を見に行って 

その美しさに感動した。


そこが被災地となってしまった事が悲しかったと同時に

地震の恐ろしさを知った。




1995年生まれのぽん太は

誕生日が来たら29歳になる。


29年、

とてつもなく長い年月のようだけれど


震災で息子さんを亡くされたお母さまは



何年経っても

私にとっては『昨日のこと』です


とおっしゃっていた。




29年前に時が止まってしまった方々を偲びながら



変わらない日常を送る事が出来る幸せを噛みしめる。