面談☆ | 強烈自閉くんとの暮らし

強烈自閉くんとの暮らし

28才の自閉症の息子を育てている、落ちこぼれ母のつぶやきです。日々おだやかに暮らしたいのに、何かしら仕出かしてくれる息子…心がポキポキに折れてしまう事も多いけど、たまーに息子から素敵なプレゼントがもらえます。それを心の支えに日々頑張っています。

障害者就労支援施設
就労継続B型の事業所に通っている
23歳、重度自閉症の息子ぽん太。

担当の職員さんが
1年間の個別支援計画書を作って下さり
本人の無理の無い目標を立てて
その目標を達成出来るよう支援して下さいます。

先日、今年度の反省と
来年度の目標を話し合う
面談が行われました。

本人同席です。

1年前の面談で、ぽん太は
週2回の公園清掃を希望しました。

灼熱の日も極寒の日も休まず
頑張って行っていましたが

人間関係がどうしても上手く行かず
1月末を最後に
公園清掃に行けなくなってしまいました。

それをいまだにずっと引きずっている感じです。


今回の面談で
『ぽん太さん、来年度から公園清掃どうしますか?』と聞かれ

うーん、うーん、と顔をしかめて悩んでいたぽん太。

『やっぱり無理です』

自分の意思を伝える事が出来ました。


公共施設の清掃をしながら
自分の事業所の
作業で使う資材の引取りなどの仕事をすることで
この1年、頑張るそうです。


朝、帰りのミーティングも参加しないし
お昼も一人別室で食べ
事業所の行事にもなかなか参加出来ないなど
すご~く職員さんの手を焼かせているぽん太。

それでも

『ぽん太さんのご希望に添うようにします』

ワガママ放題のぽん太を支援して下さる職員さんには頭が下がります。

利用者さんとはなかなか上手くやれませんが
幸い職員さんとは上手くいっているおかげで
何とか毎日休まず通う事が出来ています。


4月から社会人6年目。

穏やかに過ごして欲しいです。



面談の帰り、公共施設清掃の指導員の女性ともお話させていただきました。

レジのお金や大切なデータの入っているパソコンの画面をジロジロ見ていたぽん太。

障害があっても、それはいけない事、と
注意して下さった方。

『うちのぽん太がいつもお世話になっております。レジやパソコンの件ではご迷惑をおかけし申し訳ありません。』


『いろいろありますけどね~こちらはわかってやってますから。ぽん太さん、毎日頑張ってくれていますよ。助かってます。』


置かれた場所でキレイに咲く。

与えられた場所で頑張る。


ぽん太の居場所を与えて下さった
職員さん、指導員さんに感謝です。