パンツを買う… | 強烈自閉くんとの暮らし

強烈自閉くんとの暮らし

28才の自閉症の息子を育てている、落ちこぼれ母のつぶやきです。日々おだやかに暮らしたいのに、何かしら仕出かしてくれる息子…心がポキポキに折れてしまう事も多いけど、たまーに息子から素敵なプレゼントがもらえます。それを心の支えに日々頑張っています。

自閉息子ぽん太がまだ学生の頃

通っていた特別支援学校で

児童精神科の医師だったか
福祉を学ぶ学生に教えている教授だったか
障害者支援に携わる方だったか忘れましたが

講師を招いての、講演会を聞く機会がありました。

テーマは『障害者の自立』だったかな。

とてもためになるお話をたくさんしていただいた中で
印象に残った事…


障害のある人たち、
いずれはグループホームなどに入り、
支援者さんに支援していただく事になります。

まだ親が健在ならば、親か我が子が好む衣服など買う事が出来ますが

親亡きあとは
支援者さんに買っていただく事になります。


衣服などは
普段着ているものを参考に
本人の好みのものを買う事が出来ますが

下着のパンツを買う時は
簡単に買えないそうです。

一番肌に触れるもの。
しかも、大事なところを隠すもの。

男子の場合、
ブリーフ、トランクス、ニットトランクス、ボクサーブリーフなどの種類とサイズがあり
本人が望まないものを買った場合、身に付けてくれないそうです。


『他のものは買えなくても良い。

下着のパンツだけは自分の好みのものを自分で選べると
支援者は助かります。』


その言葉が何年経っても忘れられなくて…



ぽん太のパンツは
私が買っています。

ゴムがユルユル、尻に穴が開いても履き続けています。

替え時が自分ではわからないから。





ぽん太はボクサーブリーフ派です。

今月末のヘルパーさんのお出かけで

自分のパンツを買わせる事にしました。

しまむらへ行くそうです。



果たして
ぽん太は自分の好みのパンツを買えるでしょうか。



…効ご期待(^o^;)