ボヘミアン・ラプソディー | 死ぬまで楽しく

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2018年の映画をようやく観ました。

クイーンは、一応うっすらとMTVで見た記憶があります。フレディ・マーキュリーについては派手な衣装で怪しい(ファンの方ごめんなさい…)動きをしながら歌う人、マッチョな口ひげの人、という印象だったのですが、映画は彼の孤独やもろさに焦点を当てており、ひとりの人間としてのフレディを身近に感じることができました。

 

最後のライブエイドでの演奏の再現シーンが一番印象に残ったのですが、農場で合宿しながらアルバムを作っていくところも、本当に楽しそうでした。バンドとは無縁の青春を送った私ですが、ちょっと楽しそう…と思ってしまいました。いくつも知っている曲があって、これもクイーンかとなりました。

 

フレディ・マーキュリーはエイズで1991年に亡くなるのですが、あの頃の私たちは過剰にエイズを恐れていたこと、性的マイノリティの烙印のような扱いだったことを思い出しました。いまでは、治療方法も見つかっていますし、性的マイノリティだからと言ってうける差別も比較的ましになってきているということを思うと、人類も少しは進歩しているのかなあ?

 

映画の中でいくつかのナンバーが字幕付きで紹介されます。先日観た「鉄の女 サッチャー」のなかに、街の人たちが(多くは若者)が政府の政策に反対し、激しい抗議活動をする場面がありましたが、あの時代のなかで愛された曲だと思うとけっこうジーンと来ました。

 

フレディを演じたレミ・マレックについてはいろんな批評がありましたが、内面の繊細さを感じさせる演技だったかなと。そしてブライアン・メイ役のグイレム・リーの笑顔がとてもキュートでよかったです。下のビデオの黄色いジャージの人です。

 

 

 

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