動物福祉について考える | ハッピースマイルのブログ

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福岡の動物愛護管理センターより殺処分となる命を
ひとつでもまた輝き笑顔で過ごせる為の幸せへの
架け橋となり活動しています。
殺処分ゼロを目指し
「不幸な命をつくらない、動物に優しい街」への
活動です。

先日、福岡県動物愛護センターにて
セミナーがあった。

お話は、
県センターの理事である小山先生でした。

今回、小山先生にご了承いただき、一部資料を張り付けておりますので、写真だけの転載はお断りさせていただきます。


私は、この活動をしていて、
モヤモヤするところがあり、
先生のお話を聴くことができて、
少し自分自身の保護活動のあり方について
考えさせられたので、
皆さんにも一緒に考えてもらえるきっかけになればとブログを書いていきたいと思います。

まず、1時間半というセミナーで、
とてつもない知識をバンバン流され、
スピードラーニングみたいだったけど笑い泣き

ついていくのに必死でしたので、
その中でも、一部を抜粋して
私からのレポートとさせていただきます。

もっと詳しく聴いてみたい!って方が多くいれば、それが本当に嬉しいことですので、
また機会がありましたら、是非聴いていただけたらと思います。

では、ポイントだけにはしたけど、
長くなりましたのでゲロー
お付き合いお願いしますハート

動物たちといっても、
私たちの身の回りにはこんなに幅広く関わりがあることを考えなければならない。

たくさんのお話を聴きました。

まずは、欧米と日本の違い。

歴史に繋がり、考え方の違いがある。


様々なルートの理解も必要。

そこで、
福祉とは?


ウェルフェアという

意味と理解を深める必要がある。

日本では、動物愛護を一般的に啓発している用語であるが、
欧米の考え方には動物福祉が全般的に浸透しているそうです。そして、全ての動物に対することです。


当たり前の定義に見えるが、
これこそが、守られていない現実に目を向けるべきだと思う。

フリーダムを覚えてほしい。


生活環境をないがしろにせず、
しっかり見てあげることが大事。

飼育者には、
その質と数を間違えてはならない。


空気、温度、湿度、臭気
光、日光、音
広さ、衛生状態
社会(仲間や同居動物など)
刺激(社会性を学ぶため)
設備(屋根、壁、床、隠れる場所、材質など)

ニワトリのバタリーケージ飼育をご存知ですか?
1羽つづ小さな箱に押し込まれて羽ばたくこともできず、卵を産み落とすだけの養鶏場です。


欧州では2012年より廃止されたそうです。
最近の話ですよね。

動物保護施設のあり方。
狭い檻の中にたくさんの犬たちが群がっているのは、
果たして、幸せな環境であると言えるのか?
一般家庭に迎えてもらえるのに、それが自然な状態ではない。

ブリーダーやペットショップも
どうでしょうか?

不自然な犬の生活は
心身への快刺激が日常的に欠如する

長時間のお留守番、閉鎖的な環境、係留だけの生活など

これらは、
次第に問題行動を起こさせてしまうこと
飼育者は知っておくべきだ。

終いにはゲージの中でしか飼えないようにしてしまうのは人間です。

動物の福祉に目を向けることができる人ならば、そこをきちんと向き合っていける飼育者になるはずです。

そして、

犬の福祉に関心を持つならば、

犬のカーミング・シグナル

敏感に読み取ってあげる力が、私たち人間側が気をつけて見てあげれる犬からのメッセージとなります。


カーミング・シグナルとは

あくび、舌なめずり、視線をそらす
頻繁なまばたき、目を細める、背中を向ける
ななめに座る、地面の匂いを嗅ぐ、カーブを描いてゆっくり近づくなどなど、たくさんあります。

それは、

不安、不快、ストレスを示す。
自分と相手を落ち着かせる。
敵意がないことを相手に伝える。
無用な争いを避ける。

犬からのメッセージであることを知ることが大事です。

ふれあい犬など、イベントなどにいる犬は
適正な動物なのか?
子供が喜ぶから?とかではなく、

動物が本当に喜んでいるのか?
動物の幸せを考えて配慮し、
私たちも譲渡会など活動する中で考えて行動していかなければならない。


ニワトリで例えるならば、
広い敷地の豊かな土で、放し飼いされ、
卵を売っている養鶏場もある。

ストレスのないニワトリが産む卵は、美味しそうです。

バタリーゲージより飼育にお金がかかるかもしれず、卵も割高になるけれど、
動物の福祉概念からすれば、本来、私たちは、こういった卵をいただく必要があるのではないかと考えさせられた。

動物はストレスにより、苦痛や苦悩がある。




動物園の北極クマ。
1日に100キロ歩く体力のある動物が
動物園で毛にはコケが生えていたり、
―40度から10度程で生きている環境が日本にいたりする不自然さなど。

少し目線を変えると動物福祉とは?と、見えてくる現実があります。

動物の福祉

どうかたくさんの人が

クロースアップしてもらいたいと思いましたキラキラ



注意⚠️以下は私の感想です↓

そして、

最後に私が思うことは、

殺処分ゼロ!!

と、全国的に拡がった言葉に対しての
まさしくモヤモヤした部分でした。

ゼロにすることにフォーカスされすぎて、

これは成功したと言えるのだろうか?

と、疑問になっていた部分があります。

本当にそれが、世の中の動物と人間の幸せな結果に繋がるのか?

と疑問に思っていたからです。


今回のお話を聴くことができて、

ひとつの気づきがありました。

そう、

殺処分される犬や猫がいることは
私も納得や理解があるわけではないのですが、

フォーカスしなきゃならないのは、

数ではなく、

動物福祉だということでした。


殺されて可哀想。

殺されるよりマシだ。

どうせ殺されるんだから。

など、

家畜に対する福祉も
シェルターのあり方も、
犬猫保護活動も、

まずは、

動物福祉を広めていく必要があるのではないかと思いました。

その理解があってこそ、

ウェルフェアであり、
5つのフリーダムが守れる飼い主や動物にまつわる人々の意識が変わるのだと感じました。

文章下手ですが、
私なりに一生懸命に書いてみました。

誰かの心に響いてくれたら嬉しいです。

最後の資料にありますように福祉の常識をみなさんで拡げていただけたら嬉しいので、このブログのシェアは大歓迎でございます照れ

あまりにコンパクトにしすぎて、
まとまりないけどアセアセ



このブログは、主に先生のお話を含め、
私個人的な言葉も含まれておりますことを
ご理解いただけますようお願いします。