GWも過ぎて暑いぐらいの陽射しですね。

休み中は親族の田んぼのお手伝いもありましたが、家族でゆっくり過ごせたのでリフレッシュできました。







さて現場もボチボチ進めております。


古民家の浅黄漆喰が傷んでいたので剥がしています。

今回は白さにこだわりを持たれていたので通常の漆喰仕上げに変更となり、

当社オリジナルの手作り漆喰を練っています。



少し前に建材屋さん主催の講習会の中で漆喰メーカーさんの話からヒントを頂き、

今回はスサの種類と量を変更して更により良い仕様にして改良しております。

練った感じはなかなか良さそうです。

今後も少しでも良い情報があれば色々取り入れて良い漆喰にしていきたいと思います。



今日は荒壁土仕上げのギャラリーの現場を段取り中。

小舞や木摺下地ではないですが、ラスモルタル下地の上に荒壁仕上げという仕様です。

地元篠山では灰屋(はんや)と呼ばれる小屋があり、それをイメージした外観です。


明日から下地塗りに入るので、姫路の土屋さんまで取りに行って搬入しております。


色も匂いも『荒壁土』独特で良い感じです。

お施主様もとても楽しみにされておられるので、こちらもしっかりやっていきたいと思います。



そうこうしていると県外の業者様から連絡です。

一年前から打診を頂いており、その都度仕様について電話で打ち合わせをしています。


現代では当たり前に使われている石膏ボード。

でもそれを一切仕様しないこだわりの住宅との事。

仕様については木摺の漆喰下地と竹小舞の荒壁下地を要所要所でどちらか色々悩まれている様子ですが、

どちらになってもこのご時世にこのような仕事を頂けることに感謝し、より良いモノをお渡しできるよう当社としても力を入れていきたいと思います。