大事な日にちょくちょくお世話になっているフレンチレストラン。

昨年夏頃に塗り替えの話を伺い、お店として比較的融通のきく冬季に手をつけさせて頂く話をさせて頂いておりました。


15年前ぐらいでしょうか。

世間では古民家再生・地域活性化というワードがクローズアップされはじめた時に関わらせて頂いた物件です。

土と石灰を用いた土壁仕上げ『灰中』と呼ばれる仕上げですが、15年という歳月からお店のお客さんが良く触れる場所は傷みやすく、ボロボロとなっておりました。

そんな事で今回、塗り替えというご依頼を頂き入らせていただいております。


作業日数の制約からバタバタとしましたが、オーナーシェフ様には喜んで頂ける仕上がりになり、一安心です。

またこれからも長く愛されるお店となっていければ嬉しいですね。

ひとまず近々プライベートで大事な日があるので、仕事終わりに予約をして引き上げとさせて頂きました。




さて倉庫に戻ってきて次の段取りです。

玄関先のちょっとしたお庭工事ですが、土留めや仕切りに使う既製品のガーデン用の瓦が納期未定との事、さすがに待ってられないので当方で地瓦を加工して使う段取りと、施主施工・DIY用の色漆喰の見本作りをしております。



『DIYはしんどかったけど、やって良かった!』

と言ってもらえるよう、段取りはしっかり。

一つ一つ丁寧にしていくことも大事ですね。