ミジンすさが無い!!

から始まり、色合いが・・  肌が・・と見本作りに手間がかかりましたが、

なんとかご希望の仕様になったので仕上げに取り掛かります。



通常、左官仕上げは『ムラなく、波なく、スッキリ』とさせるのが基本です。

ですが今回の糊土仕上げはモヤモヤっとした仕上げになるよう、質感に重きを置いて配合を選定しております。


今回も例に漏れず、設計士さんの考える空間演出は大壁がほんま好きみたいで、とにかくドーンっと見せる空間、アールやアーチを多用した壁面・・角ばかりも多いし手間がかかるのが難点ですね。


ひとまず無事仕上げも終わり、

土間や壁の雰囲気に関してお施主様、設計士さんには大変気に入っていただいて、一安心です。

手作りならではの柔らかさを当方としても表現出来たので今後のアピールポイントにもなったように思います。

1人でも多くの方に土の持つ魅力を見て触れて感じてもらえれば嬉しいですね。