【 里親募集にかける労力と対価】

現在
ボーダーコリーの5歳くらいの女の子の里親募集を代行しています。

この対応に
どんな労力がかかっているかを
書いてみます。


経緯

5月16日、飼い主さんから引き取って里親を探して欲しいと依頼されましたが、預りはやっていないので、里親募集に協力する旨を伝えました。

でもとりあえず見てほしいとのことで、40分後に来館。
すぐ写真を撮ってペットのおうちに代理掲載をする事にしました。


ここでかかった労力は、
聞き取りに60分と
「ペットのおうち」情報掲載にかかる作業30分。
合計90分間。
この日、僕の時間を90分間使いました。

5月18日現在、里親のお申し出7件。
内容の確認作業とメールのやり取り11回。
所要時間 180分間。
このやりとりと所要時間はこの先、お見合いとトライアル譲渡、正式譲渡。
皆さんへの報告があるため増えます。
予想では、+300分間。

この労力は、里親さんが決まるまで増え続けます。

大変ではありますが、
犬の殺処分のリスクが最も少ない方法です。



もしも。。。


飼い主さんが、こちらに相談せず
保健所に直接、このボーダーコリーをつれて行った場合。


◆殺処分される可能性がある。(人を咬んだことがある)

◆犬に多大なストレスがかかる

◆檻にいる状態で初めて会えば、もらえる情報が極端に少ないため、引き出すまでに何度か通い、犬のことを知るのに時間がかかる。
また、保健所の方と話し合いながらの譲渡適正の見極めに、日数と時間がかかる。
➖所要時間 300分➖

◆連れ出したとして、病院で血液検査などの健康チェック。落ち着いてから不妊手術。ノミダニ駆虫。フィラリア検査と駆虫薬。ワクチン費用
➖予想金額7万円 所要時間120分➖

◆施設での生活 管理費(食費や人件費)が足されていきます。



保健所に犬を連れてくる前に、田口に相談してもらえれば、お互いに良いと言えます。
Happyになる可能性が高いわけです。


しかし、犬を手放す人の多くは経済的に厳しい方が多いので、このサポートにお金を出して頂けないことが多いです。

こういったケースの連続ですから、
僕はこの活動で売り上げを作れません。
売上は作れないけれど、殺処分は減らせます。


それでお金の解決策は
僕の活動を必要なことだと思った方から、
支援していただくことが一番しっくりきました。

近いうちに、クラウドファンディングに挑戦したい。
みんなから少しずつ気持ちをもらって、働いてみたい。

あたたかい気持ちが集まったら、幸せが増えそうです。