今日 ふたつめぇーーー
旅行会では私たち夫婦は 参加メンバーの中で 若手 のほうに入ります。 そうなのよ 後の皆様は先輩方ばかりなのでございます。。。。。
トドにしても 年令も仕事上のポジションの上の方ばかりとのつきあいです。奥様方は 一人だけ年令では私より少し下の方がいらっしゃいますが ポジション的には私たちが一番下なのかな。。。。
いやぁ 結構 気を遣いますよ。。。。トドに言ったら『あれで』と申しておりましたが 遣ったんだよ
その 年齢差というのはなんだかんだといっても勉強にもなるんですよね。
今回 お一人での参加だった東京のT先生のお話の中で 私もそろそろ考えなくてはいけないのかな・・・と思うことがありました。
その 先生は今は審査はされていますが、現役での訓練からは退かれていらっしゃるようで そうされていった段階のお話をしてくださいました。
子供さんもいらっしゃいますが 継がれてはいないので、自分が万が一奥様よりも先立つことを考えて犬を少しずつ減らしていったのだそうです。犬が残ってしまったら奥様が困るだろうからとのことでした。
私たちにも子供は3人居ますが それぞれの道を進もうとしています。
訓練所を構えていると スペースもあるし、この子は残しておこうと気軽に考えていましたが それも少しずつ制御していかないといけないのかなぁと 少し思ってしまいました。
いつも言っていますが わが家は今老犬ホーム状態です。もう 10歳を越えている子たちについては最期まで面倒を見るのは当たり前だと思っていますが、まだ 若い子達についてはそれぞれの行く末を考えなければいけないのかな・・・・・・。
実は 漠然とではあるけれど感じていたんですよね・・・・。
今回 シェルティが生まれて マイアははなから残すつもりでしたが、縁がありりんちゃんファミリーの仲間入りをさせてもらうことにしました。以前の私でしたら いくらりんちゃんパパがショーに出してくれると言っても渡さなかったかもしれないと思うのです。無意識にもうこれ以上は残してはいけないと どこかで思っているのかもしれません。
自分が抱え込むよりも 家族の一員として可愛がってもらう方が幸せなんだと素直に思えるようになったのもその一因ではありますが・・・・・。
そして もうひとつ
跡継ぎの問題。。。。。。。
今回 お会いして奥様方といろんな話をさせていただいた中で、何人もの方から言われたのは「どの子が継ぐの?!」・・・・ということでした。
そのたびに 「家は 誰も継ぎません」と 一応は答えたのですが、周囲を見渡せばどこの訓練所も息子さんや娘さんが後を継いでいるところが多いのです。
本音を言えば この訓練士という仕事はいい仕事だと思うので誰かに継いで欲しいとは思いますが、この仕事を選んだのは トドも私もこの仕事が好きだから な訳で、それを子供に強要はできないと思っています。
長男は犬は好きですが 仕事にできるタイプではありません。
長女はすごく犬を可愛がり 又 人を育てるという意識もありそうですが 自分の夢に向かって着実に歩んでいます。
次男は・・・・・実は コイツはすごく訓練士に向いていると思います。それは非常に動物っぽいから
本能のなせる技なのか どんな動物とも意志の疎通が上手にできます。組織の中で上司の言うことを素直に聞けるタイプでは 全くございません。
・・・・・が しかし 皆さんにも言っちゃいましたが例の爆弾発言がありまして、本人は訓練士になる気など 毛頭ないようです。
そんな 子供達に私たちの後を継いでくれとは言えないですよね。。。。
よその訓練所はどうやって子供達に継がせるようにし向けたのか・・・・ どんな具合に話をすればよかったんでしょうね。
まぁ こんなこと言ってますが いいんです。
犬は少しずつ減らしていかなきゃと真剣に考えているけど 跡継ぎは別にいいの。
年取ったら 田舎に引っ込んでいい犬1頭持って楽しみながらショーを走りますから。。。
でも いろんなこと考えなきゃいけない歳になったんだなぁと思いました・・・シミジミ・・・・。