げんこつ条例。。。?! | つまづいても 犬たちとのエブリデイ

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ひとりの やや元気すぎるおばちゃん訓練士の、ドタバタな日々のブログです。

我がふるさと宮崎の知事 東国原さん が、げんこつ条例 なるものを提案されたとワイドショーで見ました。

コメンテーターの方々がそれぞれに賛成・反対を唱えていました・・・・が・・・・。

条例・・というのはちょっと違うのかなと感じています。

私も 子育て・教育は少し昔に戻ればいいのにと思っている一人です。

でも 単純に げんこつ をするということとは違うように思うんですよ。

今の世の中 体罰は絶対にいけない ということになっています。でも この体罰ということの捉え方には幅があるのではないでしょうか?!

私も子供が学校に行っている頃 先生に「子供が本当に悪いことをして先生の腹に据えかねるようなことがあれば げんこつ くれてやってください」とお願いしていました。いわゆる 愛の鞭 ですよね。

ただ 愛の鞭 を楯にしての 暴力 は許せないと思います。そこの違いはどうやったらわかるのでしょうか?!

私が思うに やはり そこにも人と人との信頼関係が大きく作用するのかなと思うのです。げんこつをもらっても先生が本当にその子の事を心配しての事であれば子供はちゃんとその愛情を感じることができると思うのです。

それに伴って 問題なのは 親 だと感じています。

私も決して優等生な親ではありませんでした。でも あまりにも子供との関係づくりが間違っているのではないのかなと感じる親子関係も目にすることがあります。やはり こんな本来であれば必要では無いであろうと思われる条例まで出て来るというのは 家庭教育が間違った方向に来ているというのも大きな原因なのかなと思います。


コレは 人間の話 だけでは終わらない・・・ と 私は思っています。

最近の犬事情・・・ これも人間の子供の教育に通じるものがあると思います。

様々なところで また 多くの飼育・訓練の本の中で 犬に対する体罰はいけない と唱っています。

基本的にはその通りです。・・・・・が しかし そうはいかないのが現実です。

仔犬が生まれて社会化期をいい形で過ごし、考え方の偏っていない飼い主に巡り会い 又 良き指導者に早い時期に指導を受けることができたとしたら ほぼ 体罰など必要ないと思います。

体罰にも いろんなものがあります。チョークチェーンを使用することが 体罰 だという人も居ます。いや スパイクチョークの使用が 体罰 だと言う人も居ます。叩いたら 体罰 だと言う人も居ます。。。。。。。。。


私の所に訓練に来る犬達のほとんどは 多かれ少なかれ問題を抱えています。

訓練の進行状態の具合によって、又 その犬の性格・今までの間違った学習の度合いによっては 体罰 も必要不可欠な場合があります。

ただ ココで大切なのは 感情を犬にぶつけない ということです。

私たち プロの訓練士は訓練の状況によって 体罰 が必要なときには その犬に合った 体罰 を与えますが、そのことにより犬がどんな状態になるか、その後 どのようにしてフォローをするか 全て暗黙の内に状況を把握して犬の心が壊れないように対処をします。その時に 感情的になってはいけないのです。

人間不信に陥らせることなく、逆に人間を信頼し いい関係を築くために必要な いわゆる体罰 も使えるのがプロだと思います。


人間もそうなのかもしれませんが、今の多くの飼い犬たちは心が壊れている子が非常に多いと感じています。

その原因は 飼い主さんの間違った溺愛によるものが多いのも事実です。

私が訓練を通して飼い主さんとお話をさせていただくと 皆さん一様に「人間の子育てと同じなんですね」とおっしゃいます。

私の言い方は時として荒っぽい事もありますが、共感していただける飼い主さんが増えつつあるということは私の喜びでもあります。