犬をつくる難しさ・喜び | つまづいても 犬たちとのエブリデイ

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ひとりの やや元気すぎるおばちゃん訓練士の、ドタバタな日々のブログです。

もうすぐ 2007年が終わります。

あと 2週間もしないうちに 新しい1年が始まるわけですが、今年 私はどんな仕事をしたんだろう・・・と ふと思います。

仔犬も何胎か生まれました。 

預かり訓練の犬も新しい子が入りました。

ショーに出している犬も何頭かチャンピオンにできました。

そして 今年の春に見習いの子が2人入りました。

夏には5年 勤めた子を独立させました。


あっと言う間に過ぎていきました。 この頃は この時間の進みの速さをシミジミ感じています。大切に大切に生きなければと思うのですが、無駄にしている事のほうが多いようです。

今年 生まれた仔犬達の中から『これはビックリマーク』と思う子を何頭か残したけれど、彼らを見ていると成長の早さを感じる。思惑通りに育ってくれた子もいるけれど、そうではない子もいるわけで・・・・・。

シェルティの仔犬も 先が楽しみだと思われるのはメスの1頭だけでオスはまだ判断がしづらい状態です。

シェパードの仔犬達は お客様のところに譲った子も含めて7頭共おもしろい犬になりそうで楽しみです。

我が家に残したバルは、本当に賢い子です。チビのくせにとても思慮深い子です。軽く親ばかですが・・・。


預かり訓練では今年も大変難しい問題を抱えている犬を預かりました。以前も書きましたが、こういう犬は訓練を急ぐと返って逆効果になりますので時間をかけて取り組まなければいけません。

担当の女の子にとっても大きな試練だと思いますが、これも成し遂げれば彼女の財産になるものです。

私たちはアドバイスをしながら見守っていきます。


ショーに出している犬達も今年も頑張ってくれました。

今年チャンピオンになった 宙(ソラ) 。 彼をチャンピオンにできたのは本当に嬉しいことでした。

自分の繁殖犬ではありましたが、オーナーのA様の協力なくしては宙をチャンピオンまですることはできませんでした。宙は少し難しいところがあって、それを克服するのに時間がかかりました。埼玉インターナショナルドッグショーで 並み居るチャンピオン達を差し置いてオーバースペシャルしBOBをいただいたのは今年1番の喜びでした。


まだまだ、たくさんの犬達との出会いと別れもありました。

もっと丁寧な犬創りができなかったか・・・・・と反省も多々あります。

来年も また同じ事の繰り返しで日々を過ごすのでしょうが、より一層努力して 良い犬 を送り出していきたいと思います。