皆様、こんばんは。

毎日20時45分にブログアップの

HAPPY親子塾の浅賀です。

 

メニューはこちらをクリック!

 

改めて、言葉の大切さを実感していま

す。

幼い頃は、親と一緒に過ごす時間が

長いため、親の言葉はこどもにとって、

天使の声とでもいうような大切な言葉

なのです。

 

以前にも書きましたが、中学生で口数

が少なく大人しい子は、やはりお母さ

んからの言葉がけが少なかったようで

す。

また、性格の土台をつくるとも言われ

ています。

 

特に、3歳以降は、社会との関わりを

学び始める時期ですから、親の言葉が

価値観の基礎となります。

このことは、本当に当てはまります。

 

「あなたはできる」

「○○ちゃんすごいね」

と言われて育った子は、恐れずに挑戦

する子になります。

逆に「あなたはダメな子ね」と言われ続

けると「自分はダメな子」と思い込み、

挑戦も努力もしない子になります。

 

子どもには、育ちを助けるような言葉

をかける必要がありますが、そう意識

をしていないと、つい良くない言葉を

使ってしまいがちになりますね。

 

実はそれは、お母さんの「心のくせ」

から出ていることが多いのです。

心のくせを直すのは難しいと感じます

が、意識して言葉を変えていけば、

それが口ぐせになって改善されていき

ます。

また、小学生にあがると、親の言葉が

子どもの自己評価に影響を与えるよう

になります。そのため、とくに個人と比

べるような言葉は、避けなければなり

ません。

 

お母さんの心のくせとは、どんなこと

なのでしょう。

1 「早く」「急ぎなさい」

せっかちで、自己中心型

せっかちで、つい自分のペースで子ど

もを育てようとする。

 

2 「大丈夫?」「○○した?」

心配しようでおせっかい型

心配性で、子どもの先回りをしておせ

っかいをやいてしまう。

 

3 「▲▲しなさい」

ガミガミ命令型

自分の思いどおりに育ってほしくて、

子どもに命令することが多い。

 

4 「もう知らない」

さじ投げ放任型

手がかかる子で、どうしていいかわか

らず、途方に暮れてしまう。

 

5 「あなたはダメなんだから」

決めつけ型

何でも決めつけてしまいがち。

ボキャブラリーが乏しいのも原因。

 

6 「いつも○○なんだから」

すべて「自分が基準」型

ものごとを自分の基準で判断。とても

優秀で、まじめなお母さんに多い。

 

7 「○○しないと△△するわよ」

アメとムチ型

即効性を求め、もので釣ったり、脅し

たりして子どもを動かそうとする。

 

皆やってしまいそうな言葉がけですね。

さらに、手でも出たら子どもはもっと

歪んで、人に対して暴力的になったり、

いじめたりするようになります。

 

○小学生に入ると、必然的に評価され

る機会が増えるので、他人と比べずに

子ども自身の成長を見守るようにしま

しょう。

 

例えば、テストで80点とってきたら、

「どうして100点とれなかったの」

いきなり言われたら、大人なら反論

しますよね。

 

80点は、問題が難しくて最高得点

だったかも知れません。

いつも60点程度の学力の子が80

点とったら、これは夕飯にステーキ

ぐらい出しても良いかも知れません。

 

人は、100点だけがいいわけではな

いことは知っています。立場を入れ替

えればよくないことと想像もつきます。

なのになぜ、100点という価値観だけ

で子どもの努力を認めようともしない

言葉がけ、評価をしてしまうのでしょう

か。

もし、このような発言ばかりしていたら、

その母親は、潔癖症でしょうし、努力

しても認められないと考える子、自己

肯定感の低い子を親自身がつくって

いることになるのです。

 

その親の責任を感じることなく、子ども

を責め続けたら、子どもの性格はどう

なるのでしょうか。おわかりですね。

 

また、中にはこんな親がいます。

「おれもこんなもんだったから、しょう

がないよ」という、子どもの可能性を

自分との比較で妥協して、伸ばそうと

しない父親。

 

実は、子育てでは、親のこうした価値

観によって子どもの性格が歪んだり、

可能性がつぶされたり、人間関係の

トラブルを引き起こし、いじめの加害

者にも被害者にもなる可能性がきわ

めて高いのです。

女の子でよくあるのが、小学校では

リーダーとして先生にも認められ、

活躍していると思い込んでいたが、

中学校では、当時の自己中心的な

考えをもったリーダーであったり、

嫌なことは他の子にさせ、おいしい

ところだけを自分の手柄にしたりし

ていたため、立場が逆転、いじめに

あったということは珍しくないのです。

 

たいていは、母親が作り上げたこの

子の性格でしょう。

周りには、うちの子は…と自慢する

母親であろうし、人の気持ちに立って

考える思いやりを優先するよりも、

自分の見栄や立場、子どもにとっても

どんなことがあってもあなたが一番よ

的な口ぐせを普段から言っていたと

推測できます。小学校時の歪みは、

耐えきれず、中学校では人間関係の

歪みやトラブルとなって爆発するので

す。

ここをきちんと知ってほしい。

子どもの世界とはそういうことなので

す。

 

最後まで、お読みいただき、

ありがとうございました。

 

お問い合せ、ご予約はこちらから

 

フォローしてね!