皆さん、こんばんは。

HAPPY親子塾の浅賀です。

 

校長面接も終盤を向かえています。

200名以上の生徒と校長室で1対1

の面接ですから、9月から12月まで

かかっています。

 

以前にも書きましたが、3年生は全

員私の前で、「将来の夢」を語って

くれます。具体的な職業名をあげて

「こうなりたい」と自分の言葉で語っ

てくれます。とても素晴らしいことで

す。

 

その夢を叶えるために、○○高校

で3年間このように頑張ります、

ということも聞かせてくれます。

とても頼もしく感じると同時に、

具体的な人生設計をきちんともっ

ているんだなぁと感心もします。

 

しかし、いくら校長面接とはいえ、

「頑張ること」ばかりで「失敗」

「苦い経験」「挫折」にも前向きに

立ち向かっていくことや、その対応

の仕方をまわりにいる大人がきち

んと教えているだろうかと余計な

心配もしてしまいます。

わが校の生徒は、そんな「免疫」

や「生きていく術」が学校生活の中

でどの程度身につけているのかと。

 

 

よく柔道の受け身をたとえとして、

人生を表現することがあります。

 

「柔道の基本では、格好良く勝つこと

を教えない。けがをしないためにも、

素直に転ぶことを教える。

潔く負けることを教える。長い人生

には、格好良く勝つことよりも、ぶざ

まに負けたり、恥をさらすことの方が

貼るかに多いからです。だから、柔道

では、はじめに負け方を教える。

しかも、本腰を入れて負けることを

教える。その代わり、転んでもすぐに

起き上がる、負けてもすぐに立ち直る、

それが受け身の極意。極意が身につ

けば達人だ」と。

 

格好悪くても一生懸命努力することの

大切さと同時に、失敗や挫折、失敗を

とおして自分と正面から向き合い、

決して人のせいにせず、諦めずに自ら

立ち上がれるような大人に成長して

欲しいと考えています。

 

このことは、将来の夢に限らず、目の

前の学力や友だちとの人間関係に

おいても同じです。

 

大切な事は、二度と同じ間違いやミス

はしないことです。

 

私は、子どもたちにそう話しています。

最近は、頑張ることは教えられても

失敗・挫折したら、どう対応し、乗り

切っていけばいいのかを親からも

教えられていないのです。

 

部活動ではじめて学ぶ生徒も多い

のです。親として、大人として

子どもたちに何を教えるべきか

 

私は、多くの子どもたちに、

泥臭いしかし、人間くさい生き方

を教えていきたい。

 

『転んだら何度も』

涙の分だけ、強くなれ

傷ついた分だけ、優しくなれ

打たれた分だけ、大きくなれ

負けたくないなら、強くなれ

転んだら何度も、立ち上がれ

 

最後まで、お読みいただき

ありがとうございました。

 

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