皆さん、こんばんは。

HAPPY親子塾の浅賀です。

 

最近、生徒と校長面接をしていて、

人間にとっての幸せってなんだろう

と考えさせられるやり取りが

ありました。

 

子どもは、自分の家庭のこと、

親のこと、自分の生き方のこと

など、将来の夢を真剣に

考えているからこそ言えることを

聞く機会が何件かありました。

 

たとえば

 

「自分の家は、兄弟姉妹が多いから、

県立高校しかいけません。でも、

夢はもっているし、自分がガマンしなければ

ならないことはあっても、夢はいつしか

叶えたい。」

 

「うちは、農業をしているので、勉強して

美味しい野菜をつくり、それを食べてもらう

お店をやりたい」

 

などなど。

 

 

人間の究極の幸せは、ラブ

 

人に愛されること

人に褒められること

人の役に立つこと

人から必要とされること

 

そして、これらの要件は、

働くことによって得られるという。

 

さらに、カール・ユングは、

人生の幸福の5つの条件として

 

健康であること。

ほどよい程度のお金があること。

美しいことを感じる能力があること。

人と仲良くしていく能力があること。

朝起きたとき、やらねばならない

仕事があること。

としました。

 

生徒と話していて、逆に人として

大切な事を教えてもらうことも

あります。

なかなか捨てたもんじゃない。

 

思わず、うんうんと話に聞き入って

しまうこともあります。

 

やはり、夢をもち、夢を語ることは、

中学3年生にとって大切な事である

と改めて感じます。

 

親としてわが子の幸せを願わない

親も最近いるが、大多数は愛情

いっぱい注いで、今日まで育てて

きているわけです。

 

学力が少し低くても、

リーダーでなくても、

いじめられやすい子であっても、

不登校で学校に行けない子であっても

一人のかけがえのない存在であり、

幸せに生きていく権利があります。

 

成人になるまでは、親がその責任の

ほとんどを果たしていかなければ

ならないのです。

 

その時、こんな親であって欲しいと

子どもたちは、言います。

 

○「ほめること、叱ること」が上手に

 できること

 ・褒めるネタを日頃まいていること

 ・褒めたいことが子どもの行動として

  出るような働きかけを

 ・次への意欲を生むような褒め言葉を

 ・過ちを責めることより、なぜいけないのか

  をきちんと話す

 ・親の思いを日頃からきちんと話す

 

 

○共感してくれる親であること

 ・話をよく聞いてくれる親

  忙しいからは後回し

 ・話を引き出してくれる親

 ・話を待ってくれる親

 ・しかし、人として良いこと、悪いことを

  きちんと教えてくれる親

 

 

○子どもを見る眼がしっかりしていること 

 ・子どもを計る物差しを多くもっていて、

  臨機応変に変換できる親

 ・五感をフルに働かせて見る親

 ・家庭や日の当たらない部分、

  努力をきちんと見てくれる親

  ・友だちとの人間関係などの対応の仕方

  をきちんと教えてくれる親

 

 

親として、自分を振り返ってみてください。

しかし、決して自信を失うことはありません。

子どもたちは、親を尊敬し、信頼しているのです。

 

だからこそ、親としてと同時に人として子どもに

手本を示せるようにしたいものです。

 

親にとっての幸せでなく、

子どもにとっての幸せってなんだろう。ニコニコ

 

最後まで、お読みいただき

ありがとうございました。