皆さん、こんばんは。

HAPPY親子塾の浅賀です。

 

おとなしくて静かな子

 

には注意しよう、と職員に

話したことがある。

 

理由は、自分の気持ちを

自分の言葉できちんと

伝えられないことがあるから

です。

 

中学生でも、朝の表情やあいさつ

の仕方で、その子の家での様子

や心の状態を見ることができます。

 

遅刻ぎりぎりで走ってくる生徒も

いれば、元気がなく、あいさつの

声も小さい生徒。

表情の暗い生徒、

歩き方が疲れている生徒、

目線が合わない生徒 等々

 

そんな生徒が、教室でどんな生活を

しているのだろうといつも心配する。

 

人間関係のトラブルは起きていないだろうか。

「どうせ…」の多い考え方をしていないだろうか。

担任や教科担当の先生と会話しているだろうか。

家で何かあったのだろうか。

親子関係は、大丈夫だろうか。

朝食は、きちんと食べただろうか…と。

 

実際は、全く違う生徒なのかもしれませんが、

朝の「おはようございます」という数秒の

あいさつを交わす中で、いろいろなことを

考えてしまいます。

 

誰が教え、誰がこれから助けてくれるのだろうか。

おとなしくて静かな子=問題なしではありません。

コミュニケーション能力が問われる現在、

気持ちをくんであげること

褒めてあげること

きちんと叱ってあげることが

できているのか気がかりです。

 

子どもたちが乳幼児の頃、

親との無言の会話が

きちんとできているか、

親がたくさん話しかけているかが、

成長する子どもたちのコミュニケーション

能力に大きく左右すると言われています

 

 

親とくに、母親とのこの一方通行の会話

が、赤ちゃんの顔をきちんと見て行われているか

スマホをしながら、言葉がけをしているのとでは、

子どもの成長・発達は、全然違うのです。

赤ちゃんが、声を出し、意味のわからない声、

笑顔の表情にどう言葉をかけ、親の笑顔を

示しているのかが問われるのです。

 

さらに、自分はダメだとすぐ思ってしまう子の

特徴として次のようなことが言われています。

 

自分は何もできない

人の失敗を責めるようになる

いじめる

嫌われているという思い込み

必要でないとひがむ行動

挑戦しない

状況を回避しようとする

悪い友だちの影響を受けやすい

欲求不満

協力しない

どうせ自分なんて…という考え方が主流

 

人間関係のトラブルを訴える生徒は、

自分に自信がなかったり、

自分の意見や考えを伝えられなかったり、

対応の仕方を親から教えてもらっていない

ことが多く見受けられます。

 

校長面接をしていても「はい」という

返事をしなければならないことが

わかっていても、行動に移せず

「うなずくだけ」で返事をすることが

多いのです。

 

自信をつける子育て

どうすれば身につくのでしょうか。

 

どこでも、誰とでも通じる常識的な

価値観、所作、習慣を日々きちんと

身につけることです。

 

それは、親の責任です。

 

最後まで、お読みいただき

ありがとうございました。