冷や汗流しながらリハビリ⇒退院! | おひとりさま、がんになる

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私の経験が同じおひとりさまのお役に立てれば♪

   手術0日目(当日)の夜、痛み止めは効いているだろうけれど、傷口はやはり痛く、切除していない右側を下にして寝ると痛みが楽に感じたので、ずっとその姿勢で寝ていたら、翌朝、右手が痺れていました(笑)

   傷口はもちろん痛いのだけど、同じように傷口の上、鎖骨の下辺りが痛い・・・。

   助手の先生に聞くと、そこが痛い、という人がとても多いのだとか。

   今も触るとその部分は少し凹んでいて、少し痛い。

   何故なんだろう!?

 

   手術室から出てきた時、私に付けられていたのは、酸素マスク、点滴、胸からのドレーン、尿管、足には、エコノミー症候群を防ぐために、一定の間隔でふくらはぎを圧迫する「間欠的空気圧迫法」の機械。

下矢印こんな感じです。

 

   酸素マスクは、病室に戻るとすぐに外されて、残り4つ。

   手術後の夕方、お水が飲めたから歩行も可能となり、足の機械が取り外されてあと3つ。

   胃切除の時よりは、管が少ないので移動するにも楽です。

 

   そして、それぞれの管が外れるのも、次のとおりで、胃よりも随分早かったですグッド!

 

   術後1日目 ⇒ AM:尿管が外れる、PM:点滴が外れる

   術後2日目 ⇒ 術後初めてのシャワーあせる

   術後4日目 ⇒ 胸のドレーンが外れる

       ※手術当日を術後0日目と言います

 

   歩けるようになれば、尿管は外してもらえる予定でしたが、当日ではなく、外してもらったのは、翌日の朝一。

   食事は6分割食にするか聞かれましたが、自宅では既に分割食ではなかったし、食べるにも体力が要るので断っていたので、普通の朝食が出てきました。

   朝食はご飯を少し残したけれど、半分以上は余裕で食べられたので、午後には点滴が外されました。

 

   が、さすがに米飯200gは多いえー?

   お昼から150gに減らすようお願いしました。

 

   毎食後、痛み止めと胃薬を飲むのが唯一の治療です。

   胃の時は点滴以外何もなかったから、薬があると安心します(笑)

  

   午後になると、早速リハビリが始まりました。

   もちろん、傷口が開いてしまうから、傷口に負担がかからないよう、手を握ったり、肘を上げ下げするぐらいですがあせる

  

   そして、術後1日目(手術の翌日)からシャワーが浴びられますシャワー

   入院診療計画書には、腕が上がらず髪が洗えないから、「看護師がシャワー浴のお手伝いをする。」と書かれているけれど、担当の看護師さんはこう言いました。

   「自分でできますよね!!

   できるかどうかを聞いている訳ではなく、確認のような口調に、  「・・・はい・・・」としか言えなかった(笑)

 

   髪は超前傾姿勢で何とか洗い、ボディータオルも体をくねりながら巧みに使い、背中も何とか洗ったあせる

   やれば出来るもんだなぁグッド!と、一人で感心し、タオルを取ったあと、鏡を見て気付きました。

 

   あ・・・おっぱいがないや・・・傷が結構大きいなぁ。

   喪失感はないけれど、やはりちょっと寂しいぐすん

 

   傷口を医療用ボンドで接着していたため、透明なボンドの下に紫色の傷口が見えるのがグロテスクで、目を逸らしてしまいました。

   温存を希望していた人は、この時に喪失感や、絶望感を感じるのだろう、と思います。

 

    術後4日目。

    ドレーンが外れると、早速、本格的なリハビリが始まりました。

   入院サポートセンターで見たリハビリを、パンフレットを見ながら実践してみると、なかなか上がらない。

   

   術後5日目。

   入院前の診察時にお会いした、メンタルサポートをしてくれる看護師さんが病室に来て、上肢挙上検査に呼ばれました。

   入院した時に、左手を思いっきり伸ばした場所を記録し、現在、どれだけ伸ばせるか、その差を測定するのだけど、まだ痛いし、そんなに急には上がらないよ~えーん

 

   目標値は、10cm以内だけど、私は25cmぐらいあったので、

下矢印をあてがわれ、追加リハビリ(自主練)が始まりました。

  

  

 

   滑車についたロープを持って、左腕を引っ張るという単純なモノ。

   看護師さんが病室に来る度に、やってなけば目で圧力をかけられる(笑)ので、毎日、冷や汗流しながら頑張りましたグー

  

   結果、術後7日目には約10cmとなり、術後8日で退院となりました。

 

   入院中の後半、メンタルサポートの看護師さんとの面談があり、現在の心境などを話した後、乳房切除後の補正製品について、パンフレットを見ながら説明してくれました。  

   個室で行うので、実物があるものは、その場で試着させてくれます。

   ここで購入できるものではなく、退院後の購入の参考にするためだけだそうですが、私は田舎に住んでいるので、店舗がなく、試着できない製品ばかりなので、随分参考になりました!!

 

   後に東京で購入したリマンマのシリコンパッドも、ここで試着させてもらい、使用感がとても良かったからでした。

 

   あと、試着して良かったグンゼのキレイラボの完全無縫製インナーもネットで購入しました!!

  これはハーフトップタイプ下矢印  \1,500円+消費税

 

https://www.gunze-store.jp/search/fw/%E7%84%A1%E7%B8%AB%E8%A3%BD/br/1029/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=02_kireilabo&xadid=y02_kireilabo

  このタイプはセールになっていないけれど、ランニングタイプは、公式サイトでセールになってます。

(楽天店、Yahoo!店でも同じ値段で取り扱いありドキドキ

  ※Yahoo!店では、今、このタイプが10%offだった。

  キレイラボは、私の感覚では思ったよりもきつめなので、大型ショッピングセンター等で販売されている所で、試着することをおススメします。

   これは、私の住んでいる地域でも購入可能です。

 

   あと一つ気になったのは、マイブレストの人口乳房。

   これは、パンフレットで見ただけだけど、着用したままお風呂にも入ることが出来るし、実物に近いリアルなモノなので、この時点ではお高いけれど買う気満々でしたグッド!

   お値段は、公式サイトでご確認ください滝汗

(片方も乳がんになる可能性が高いということで、今は一旦保留)

   http://www.mybreast.jp/information/

 

   話は戻り、このメンタルサポート担当の看護師さんは、入院中ずっと、Y先生と一緒に病室を訪ねてくれました。

   私は喪失感も、悩みもなかったけれど、この看護師さんとおしゃべりするだけで、優しい笑顔と穏やかな口調に癒されていました。

   おしゃべりするだけだけど、それで患者さんの心を診ているのだなぁ、と思いました。

 

   心のケアも大切ですよねにやり