乳がん発覚の経緯 | おひとりさま、がんになる

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私の経験が同じおひとりさまのお役に立てれば♪

  思い起こせば、すべては、今年(2017年)1月27日に受診した人間ドックから始まりました。

 

  検査は何の問題もなく進みましたが、最後に行われる医師の診察と結果報告で、乳房の視触診の際に、しこりがあると言われました。

(この時点で確認できたしこりは1つ)

  

   マンモしか受診していなかった私に先生が、「簡易エコーでしこりを見ても良いですか?」と聞いてくれたので、もちろんOK。

   その場で簡易エコーを当てた後、画像を見せながら、「普通のしこりではないと思うので、ちゃんとした(精密な)エコーを受けてもらえませんか?」と言われ、エコーを受診すると、左乳房に7mmと6mmの腫瘍ががはっきりと写っておりました。

  画像を指さしながら、「良性の可能性もあるけれど、画像を見る限り悪性の可能性が高いので、なるべく早く大きな病院を受診してください。」と言われ、紹介状を書くから、乳がんの治療実績がある3つの病院の中から一つ選ぶように支持されました。

 

  この時紹介されたのが、我が家から車で40分ほどの医大。車で20分ほどの地域がん診療連携拠点病院にもなっている医療センター。そして、乳がん専門で治療実績のある有名な個人病院でした。

 

   先生におすすめを聞くと、総合力で考えると医大だと言われたのですが、待ち時間が長いし、研究対象にされるかも?とか・・・と、とにかく悪い印象を持っていたし、もし手術になったら近所に住んでいる母親が看護をすることになるので、なるべく近い方が良い。個人病院の評判は聞いているけれど、個人なのがひっかかる。結局、この時点で私が選択したのは医療センターでした。

 

  今までマンモしか受診しておらず、石灰化で再検査になったことはありましたが、マンモでは分かりにくかったのかな?

  今回もマンモの画像を見た時点では、何も言われなかったし。

  私はエコーではっきりしたので、不安のある方は両方を受診した方が良いのかもしれませんね。

 

  それにしても・・・。

  母方の祖父、伯父、伯母は殆どがんで亡くなっており、私自身もいずれはがんになるだろう・・・と漠然とは思っていたものの、こんなに早くやってくるとは・・・。

 

   動揺はしましたが、この時点ではそれほど落ち込んでいませんでした。乳がんで右乳房を全摘している伯母を見ていたので、切れば良いや、ぐらいに思っていたのかも。

 

   ただ、高齢の母親(74歳)に何時、どうやって話そうか・・・それだけを悩んでいたような気がします。