美空です。
美しい空と書いて
『みそら』と読みます。
親しい方は
『みそらん』と呼んでくれてます。
最近、私のことを知ってくれた方も
多くなってきたので、
『みそら』と読みます。
親しい方は
『みそらん』と呼んでくれてます。
最近、私のことを知ってくれた方も
多くなってきたので、
自己紹介ブログを
アップすることにしました。
>>>はじめまして⑤はこちら
次に派遣されたのは
デパートのフルーツ売り場でした。
フルーツと、ケーキと、ジューススタンドが
ならんで配置されているお店。
フルーツの知識は奥が深く
「どれが甘いの?」
「このフルーツはどんな味?」
などと聞かれてもわからず
社員さんに
お願いすることばかりでした。
このとき、私ができたことは
開店中に追加で届くケーキや備品を
台車で売り場まで運んでくること
配送の商品を台車で運ぶこと
閉店間際に台車でゴミ捨てにいくこと
くらいでした。
はっきり言って
とっってもつまらなかった(笑)
フルーツ売り場の店長に
あごで使われるのが
とっても嫌だった。
暑くなると
ジューススタンドが混むので
ジューススタンドのゴミ箱の整理
ジューススタンド周りの掃除
なども
やらされるようになりました。
春になって
フルーツ売り場とジューススタンドに
新入社員が一人ずつ入りました。
フルーツ売り場配属の女の子は
ちょっとヤンキーっぽかったけど
ちゃきちゃき仕事ができて
性格も優しい子。
ジューススタンド配属の女の子は
コミュニケーションが下手で
反応がスローな女の子でした。
ジューススタンドのサブの社員さんが
みるみるうちに
憔悴していきました。
なぜだろうな、と観察していたら
その女の子は
あまりにもミスが多く
そのフォローをするために
彼はずっと見張っていて
二人分、集中しているから
エネルギーが削られていたのです。
『これはやばい』
と思いました。
同時に
『もしかしたらチャンスかもしれない』
と思いました。
というのも
フルーツ売り場は
社員さんが三人になり
私の出勤日数が
月に20日から減らされそうになったのです。
減らされると困る、と思った私は
ジューススタンドの
サブの社員さんと仲良しなのをいかし
「ジューススタンドのお手伝いをするから
出勤日を減らさないでほしい」
とフルーツ売り場の店長に
お願いしました。
その結果、
フルーツ売り場とジューススタンドを
行ったり来たりする日々が
始まりました。
ゆったりしているフルーツ売り場と違い
ジューススタンドは忙しかった。
12本くらい並んでいるところに
スタッフが3人くらい立ち
目の前のお客様のオーダーを受け
会計までやります。
会計のレジは一台。
現金払いでレシートが要らない方は
そのときレジを打たずに
やりとりします。
百貨店のカードで払う方は
レジを通すのですが
一台しかレジがないので
先に商品を作ってからレジを打ったり
レジを打ってから商品を作ったり
まるで
ダブルスの試合のような
アイコンタクトの攻防戦でした。
商品を用意するときも
基本的にあまり動かずに終わらせるので
目の前に
メロン、ぶどう、いちご、バナナの
ボトルが並んでいたとして、
目の前のお客様が
オレンジといちごを注文されたら
いちごは自分で用意して
オレンジの目の前のスタッフに
用意してもらって渡してもらう、
という
アクロバティックな展開。
もともと
同時に三人の声が聞ける
見える範囲を俯瞰できる
人の動線が読める
という私の能力は
ここでさらに伸ばされていくのです。
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