「ホリスティックタッチ」とは~?
昨年春から1年間学び、そしてこの春、福岡県立大学付属研究所より修了証をいただきました。
日本で初めて文科省が認可した大学でのカリキュラム「ヒーリング論」に基づいたアカデミックなコース。
アカデミックな分野、そして内観をして自分というものを深く見つめていくとうような学びなど、盛りだくさんの1年でした。
このような素晴らしいコースに出逢えたことに心より感謝です。
そしてこの春から、従来のストレスケアカウンセラーに加えて、プロのセラピストとしても、みなさんのお役に立てたらと思います。
『Holistic(ホリスティック)』とは、
全体・つながり・バランス」などを意味する言葉です。
よって、「ホリスティックタッチ」とは、身体の一部の症状だけでなく、人間を「体・心・気・霊性」など総合的にとらえ、タッチを通してそのバランスを整え、自然治癒力を高めることで心身ともに最良の状態を保つことを目的としています。
同時に、病気や障害、老い、死といったものを単に否定的にとらえるのでなく、むしろその深い意味に気づき、生と死のプロセスの中で、クライアント自身が、より深い充足感のある自己実現を、たえず目指していくことをセラピストがサポートしていきます。
そのために、病いを癒す中心はクライアントであり、セラピストはあくまでも援助者であるということを大切にし、その環境を作り出す「スペースクリエーター」としての役割を果たすことを学びます。
そして解剖生理など人体に関する基本的な知識をベースにしたヒーリングやオイルマッサージの技術を学ぶことにより、“タッチ”の大切さを改めて見直していきます。
セラピストをはじめ、病いや不定愁訴を持った方々をサポートするすべての人に、
「ホリスティックタッチ」がお役に立てればと願っています。