ブログネタ:アルバイトの思い出
参加中
アルバイトの思い出といえば。
いろいろありますが、今だからゴメンなさいのお話を少々。
あれは私が高校生のとき。
近所のスーパーでアルバイトをしていました。
文房具とか雑貨を扱うフロアで、お隣が毛糸売り場。
そこのパートのおばさまが、とてつもなく嫌味な人で、誰かが手伝えば「余計なことしないで!」放置すれば「誰も助け
てくれない。何て冷たい人たちなの」とブツブツ。
どうしろっちゅ~ねん!
ま、いずれにしても文句言いたい人なんですね。
その日もおばさまは嫌味&因縁ふっかけまくり。
一緒にバイトしていた女の子がターゲットにされて、すごく可哀想だったので、私はおばさまに「主任が探していました
よ」と一言。
おばさま、ピタリと黙ったかと思うと一目散にバックヤードへ。
そう、おばさまは主任に片思いしていたんですね。
なぜわかったかというと、悪気なくリーディングしてしまったから。
普段はトゲトゲ、どんよりオーラが主任がいるときだけパアアっと花が咲いたように明るくなるんですもの。
恋する想いは凄いよね!
もちろん主任が探しているなんて大嘘。
ゴメンナサイ、主任さん。
(ちょっと天然さんだったので、おばさまが「何かご用ですか?」と言ったら「ええと、何だっけ?」と首をかしげてい
たそうな。でもおばさまは主任の顔が見られて超機嫌)
とはいえ、当時の私は、おばさまの寂しい気持ち、素直になれないところを汲んであげられるはずもなく。
あまりにも腹が立ったので帰り間際、台車でわざと毛糸売り場に激突!
そのまま放置して逃げたのでした。
片づけるの大変だっただろうなぁ...
おばさま、あのときはごめんなさい。
学生時代はどんどんアルバイトするべきだと思います。
学校卒業していきなり社会に出るよりも、大人の社会を見ておいたほうが何かと役に立ちます。
学生は勉強ができれば、そこそこ評価してもらえますが、大人の社会はそんなにシンプルじゃない。
理不尽が当たり前だったり、正直者が馬鹿を見たり。
そこで社会に不信感を持ってしまうか、立ち向かうすべを身に付けるかは、その人の自由です。