老犬(シニア犬)柴犬の特発性前庭疾患の記録 | ★豆柴とらじnoとらとらdiary★

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なんと4年ぶり! のブログ更新です。

 

とらじも14歳。
シニアになって、体調の変化が大きくなってきたので、自分のための振り返りの記録としてもブログを再開しようかと。

 

14歳のシニア柴犬

 

きっかけは、3日前。

散歩の支度をしている時はいつも通りだったとらじが、散歩をはじめてスグ、時折足がもつれたような歩き方に。
明らかにおかしいけれど、トットコト〜という感じのスピードで、チッコもうんぴもしっかり出して。

 

元々、パテラなので「あ、やっちゃった?」と思い、すぐに散歩終了して帰宅。

 

足の状態を確認しつつマッサージするも、痛がる様子なし。とはいえ、散歩後の「遊ぼう!」の大騒ぎルーティンもせずに、自分のベッドへ。

 

朝食にも見向きもせず。いつもなら、朝食の用意が待ちきれないし、飼い主の朝食のお裾分けを欲しがって大騒ぎなのに、それもなし。
(写真は台所のペットゲートから、朝食を催促するとらじ 笑)

 

 

明らかに、元気がない。しばらく様子を見ていると、立ち上がろうとしたとらじが、後足に力が入らないような感じで尻餅をついてしまった。

 

とらじも自分でびっくりしているようで、何度も立ちあがろうとしてはコロンと転がってしまう。

 

これは絶対、ただ事じゃないと、即、カートで病院へ。

 

移動中、カートの中におもらし。待合室に着いた頃には、わずかに眼振。診察台に乗せるも、腰が抜けたような状態で立ち上がれず。

 

診断は、「特発性前庭疾患」

 

わん友さんにも多く、老犬とくに柴犬に多く発症するということで、病気のことはある程度は知っていたけれど、本当に突然だったのでびっくりした。

 

前日はダッシュして、ボール遊びして、ご飯もりもり食べてたからなぁ。
(写真は数日前の散歩時のとらじ)

 

散歩中の柴犬

 

メニエールみたいに、目眩で視界がずっとぐるぐるしているしている状態だそう。だから気持ち悪くて食欲もない。
なかには嘔吐してしまう子もいるそうだけど、幸いとらじは食欲減退だけ。

 

でも思い返してみると、朝の散歩で、めずらくしく草を食べたがったんだよね。
お腹の調子悪いのかなって思っていたけど、原因はおそらく、目眩で車酔いみたいになってムカムカしていたからな気がする。

 

「特発性前庭疾患」は原因が不明なため、基本は対症療法で自然治癒を待つのだそう。

 

病院で、「マロピタット注」(嘔吐の抑制及び予防のお薬)を打ってもらい、「ビタイノリン」を1ヶ月分処方してもらい帰宅。

 

「ビタイノリン」は、ビタミンB群(B1系/B2/B6/B12) が配合された、神経刺激症状を改善するお薬。

 

獣医師さんに、「1ヶ月ぐらいで戻るから、お母さんあんまり焦らないで大丈夫だよ」と言われたよー。落ち着いてるふりをしていたけど、焦っていたのバレバレか〜。

 

帰宅後は、自力で頭が持ち上げられないようで、ずっと飼い主にもたれかかった状態で抱っこ。でも、抱っこしていると安心するのかスヤスヤと寝てくれました。

 

抱っこされて安心して眠る柴犬

 

で、ここからが、飼い主の尿意との戦いが。笑

 

抱っこをやめてベッドに下ろすと、後追いして立ちあがろうとして転がってしまう。しかも何度も立ち上がって追いかけようとして転ぶから危ないし、必死な表情がかわいそうすぎる。

 

自分の体に何が起きているのかわからないんだもんね。怖いよね。飼い主、いなくなちゃうなんて、不安でたまらないよね(トイレいくだけなんだけど)

 

そんな姿を見ている飼い主も、涙腺が弱くなっているしで、ちょっと泣きそうになる。

 

しかたないので、尿意と戦いながら再び抱っこ。でも、トイレも行きたい。でも、下ろすと大変。乳幼児の背中スイッチかい!

 

ついに、飼い主の尿意が限界になったので、とらじをスリングに入れ直し、いつでも一緒♪ どこでも一緒♪ トイレも一緒♪ 状態で、1日を過ごすことに。

 

〜〜続く〜〜