●ヒトの進化からわかる、子育ての原点とは? | 育てにくい子どもとのかかわり方のヒント ~臨床心理士監修*不登校・発達障害子育てに役立つ「4つのミカタ」~

育てにくい子どもとのかかわり方のヒント ~臨床心理士監修*不登校・発達障害子育てに役立つ「4つのミカタ」~

不登校や発達障害に悩む保護者様に向けて、支援経験20年以上の臨床心理士団体”子どものミカタプロジェクト”が考案した「4つのミカタ」で、対応に悩む子どもへのかかわり方を解説。不安や心配は今日で卒業!お子様や自分の素晴らしさに気づき、成長を引き出す子育てへ!

 

子育てをしていると、先生をはじめ、

さまざまな人たちとの協力のもとでしか、

子どもは育たないなぁ・・とつくづく思います。

 

わたしも、今まで、地域の人、いい先生などに恵まれ

子ども達がすくすく成長していってくれて、

ありがたい限りですが、

同時に、母親一人だけでは、子どもは育てられない・・・

そんなことも、つくづく感じます。

 

 

こんにちは! 上間春江です🌈

 

楽しかったゴールデンウィークも終わり、

ましたね♪

 

わたしは、なんと、まだ、スウェーデンにおります^^;

(今日5月7日の昼に、こちらを発ち、明日の昼に住んでいる塩尻に到着です!)

 

さて、そんなのんきな私ですが、

今回、滞在先の友人から、

お母さんの支援をしているなら、

この記事読んだ方がよい!と、

教えてもらった記事がありました^^

 

↓↓

 

第1回 「進化生物学から見た"子ども"と"思春期"」(2)

 

**

ちょっと難しそうなタイトルですが、

シンポジウムの逐語録ですので、

とてもわかりやすく、ヒトの進化と子育ての原点が

書かれております^^

 

この記事を読んだら、

「ヒトの進化」の観点からも

子育ては、決して母親一人で行えるような営みではない

わかると思います^^

 

以下、

 

進化の過程からみた子育てについての文章をご紹介しますね^^

 

クリック記事全文を読みたい方は、こちらからどうぞ^^

 

**

 

●ヒトの子育ての原点とは?

 

人類進化の95%は狩猟採集民だったわけですけれども、

その中で誰が子どもの世話をするかというと共同繁殖です。

 

いろんな人がかかわって育てていて、

親、特に母親が1人でケアするのが普通という社会は存在しません。

 

それから、小さい子たちの周りには異年齢の集団、

ちょっと上の子どもたちがたくさんいるし、

血縁、非血縁を問わず、いろんな大人がいて、一緒に暮らしている。

 

そういう人たちが入れ替わり立ち替わり子どもを見ているし、

食料自体も、親がとってきたものだけでなく、みんながシェアをするので、

みんなに支えられて子どもは育つというのが人間の原点です。

 

そうでないとやっぱり無理なんです。

 

脳が大きい、すごく時間をかけて育てなきゃいけない、

でも、何もできない時期が何年も続くという存在を、

血縁の一番濃い親だけが全部やるなんて無理で、

単に食べて生き続けるということだけとっても、

さまざまなサポート、ネットワークがあります。


去年出たProceedings of the Royal Society だったと思うのですが、

その論文で、狩猟採集民の集団の構成を調べると、

血縁者だけじゃなくて、非血縁者がいっぱいいるし、

お母さんの友達とか、お父さんの友達とか、お父さんの弟とか、

血縁を超えたいろんなソーシャルネットワークが

常に流動的にあることがわかりました。

 

お互いに食べ物をサポートし合う関係というのが、

子どもをサポートし合う関係でもあり、

みんなでリスクも責任も分散して

ヒトの子どもも育つということなのでしょう。

 

だから、原点はこれなんだということをもう一回、

社会福祉の制度の中に考え入れないとダメだと私は思います。


==(中略)==

 

ヒトの子育ては共同作業で、

子育てをサポートする仕組みが非常にたくさんある。

そのためにヒトの子どもは、親だけじゃなくて、

他の大人にも頼って、安心して養ってもらいながら、

いろんなことを習っているわけです。

子どもというのはこの期間に脳を成長させて、

そこに知識を詰め込んでいって、

手指の発達や、技術の発達などを

どんどんやっていかなきゃいけないのですが、

それも、社会的ネットワークが存在して初めて可能になったのでしょう。

そういうインフラがなければ、

ヒトという生き物は進化できなかったと思います。

 

そういう意味でも、現代社会が、

すごく個人主義になっているのはおかしいと思います。

**

 

こういう文章を読むと、

保育園や幼稚園に子どもを預けながら、

さまざまな子育ての資源を活用して、

いろんな人の手を借りて子育てを行うことは、

実に自然のことだとわかります。

 

逆に、

 

単身赴任等で、一人で一生懸命子育てをしているお母さん

これって、実は、ものすごいことをやっているということで・・・。

 

仮にそういう状況でうまくいかないとしても、

それは、ある意味当然というか・・・。

 

ひとりでは無理なことを、ひとりで行っているのだから、

うまくいかないのも当然なわけで

そんな時に自分を責める必要は全くなく、

誰かのサポートを得られるよう、ヘルプをするなど、

もっとたくさんの人の手を借りて、

子育てを行っていけばよいと思います。

 

参考になれば、うれしいです^^

 

 

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