人の人格形成がなされるのは、一般的に10歳くらいまでと言われています。
三つ子の魂百までと言われるように、
大きな幹になる部分は3歳くらいなのかもしれません。
でも、その後、10歳くらいまでのいろいろな体験が
覚えていないことも含めて
ガッツリと潜在意識に埋め込まれていくのだろうと思います。
きょうだいで同じような体験をしているのに
受け止め方や記憶していることが違うのは
その体験を通しての感情が違うからです。
悲しかった
怖かった
寂しかった
嬉しかった
楽しかった
これらの感情をもとにして
潜在意識の奥深くにため込まれていきます。
お父さんが怖くて嫌だった~みたいに
体験した記憶と共に感情が残っている場合もありますが
自分ではまったく覚えていないのに
マイナスの感情が心の奥深くに残っている場合もあります。
そういう記憶は、普段は気がつきませんが
何かの拍子にひょこり顔を出したりすることがあります。
いつも同じような失敗をする。
なぜか本来の実力が発揮できない。
いつも同じポイントで立ち止まる。
そんな時は、もう忘れてしまっている大切な記憶の一部の扉を
そっと一緒に開けてみましょうか。
マイナスの記憶は決して悪いものではありません。ただの1つの記憶です。
取り除いた方がよい、というものでもありません。
それが何なのか?をじっくりと見る必要もありません。
私に出来るのは、
あなたの中の大切な記憶の1つである、それをどうしたいか?
自分で自分に問いかけるお手伝いです。
私自身、昔の自分からは想像もできないような
自由な心と居場所をみつけたように
あなたも自由な場所へと歩んでいけますように
心から祈っています。