今日までコンサートのため、
東京滞在していました♪
滞在中、行きたかったクリムト展にも行けて
嬉しかった。
20代の頃、ハンガリーのリスト音楽院に留学していた友人のところに行き、私もたくさんレッスンを受けたりしたことがあります。
友人がせっかくならウィーンも近いので、ウィーンでもレッスンを受けようと連れて行ってくれて、レッスンの合間にベルヴェデーレ宮にも行きました。
その時、
クリムトの「接吻」を見た時は震えるほど感動したなぁ。
あのお部屋の空気感とか、独特な静けさとか。いろいろ思い出す。
そういえば、
このプチ留学から日本に帰る時のこと。
ウィーン乗り換えだったのですが、
ブタペストからウィーンに行く飛行機で隣に座ったイケメンなイタリア人男性が話しかけてきて、
イ「英語話せる?」
私「あまり…」
イ「じゃ、英語のレッスンしよう!
パスタの作り方教えて?」
なんて、会話が始まり、
内心面倒くさいって思ったのだけど、笑
思いのほか会話が楽しくて、
あっという間にウィーンに到着したことを思い出しました。
クリムト展に行ったら、
あの時の出会いや、レッスン内容など、
ハンガリーやウィーンでの出来事を芋づる式に思い出したのでした。
旅に出て、学びを深めていた時期でした。
今、私自身あの頃の自分と重なり合うような時期にいて学びを深めている時期。
だから、クリムト展にも行ったのかな。
いろいろ思い出すために。
脱線してしまった♪
今回、
東京では「接吻」の作品は展示がなくて残念だったけど、
でも、ベートーベン・フリーズなど、
素晴らしい作品がたくさんありました。
クリムトの表現する生命の円環。
あのグルグル渦巻きにも現れている。
ゴールドを多用し、
幾何学的な模様をたくさん描いていて、
この二つに共通するのは、
全ての繋がりなんだと思う。
女性は生物的に生命をつなぐ者。
クリムトは
そこにも普遍的な美を感じていたのかなって、
作品を見ていて感じました。
それはもう生々しいくらいに。
もちろん女性の肌の柔らかさや、
フォルムの美しさも感じていただろうけど、
作品からは、もっともっと本質的な美を感じるのだよね。
全ての女性に対する愛を感じました。
久しぶりに高いところにも行き、気分転換。
過去の自分と重なり合うような時間を過ごして、さらに感性が磨かれる
幸せなひと時でした♪
今回のお仕事もたくさん感じたことがありました。
また改めて。
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