永遠に | MISAO『今ここにある至福の音』

MISAO『今ここにある至福の音』

日々訪れている、たくさんの奇跡に感謝と祝福を♪


40代で歌が突然降りて来て、そこから独学でギターを弾き始め、全国各地に光と共に歌を届けていった愛の人。

私が伊那谷に移住するきっかけとなった方。



私と海老原よしえさんとの出会いは、
7年前出したよしえさんのアルバム「Return」のレコーディングが初めまして。



その時のレコーディング後の一コマ。何かで爆笑してたみたい♪


その後、公私にわたって本当に深いご縁を頂き、
たくさん音楽を共に奏でさせて頂きました。


旧御射山神社での御奉納。


手長神社での御奉納


もちろんコンサートもたくさん♪

伊勢にて。


筑波にて。


北海道の十勝にて。


沖縄にて。


アースデイにて。



昨年の田楽座でのバースデーライブ♪
これが、共に奏でさせて頂いた最後のライブでした。


この他にもあげたらきりがないくらい、本当にたくさんの場面でご一緒させて頂き、幸せな時間を過ごさせて頂きました。


よしえさんとの思い出はたくさんあるのだけど、一番心に残っていることは、人生で一番辛かった時に寄り添ってくださったことでした。


私、人前では本当に涙を流せなくて。
子供の頃から我慢をしてしまう子だった。


でも、
よしえさんの前では心を許して涙を流せた。
離婚を決断した時、一度だけ大泣きしました。

それまでのいろんなことで、もう心が崩壊寸前だった。(これも完璧な体験でした。)


その頃は、関東に住んでいた時のお仕事のご縁を全て手放し、まだ伊那谷に移住したばかり。
完全ゼロからのスタート。
生活も落ち着いていないし、仕事も生活していくレベルまではなくて。


離婚するということは、この先子供も1人で育てていかないといけない。
いろんな不安が押し寄せて。

相当の覚悟でした。

大泣きしている間、ただただじっと寄り添ってくれて。

存在そのもので包んでくれていたのを思い出します。


その後も、
MISAOちゃん、あの人は大丈夫、やっていけるよ。
と言ってたよ、と友達から伝えられたり。


その時は私以上に、私を信頼していてくれていたように感じていたけれど、今は、よしえさんが本当に信頼し見つめていたのは、いのちの本質であったのだなと思う。


それは、誰かにあって、誰かにはないものではなく、全ての人が持つ、いのちの力。


よしえさんは、言葉と行動が一致している方で、
本当に大地を愛し、人を繋ぎ、天の波動を伝え続けてくれました。


立春の日。

伊那では朝から虹がかかったそうです。

よしえさんの歌にたくさん出てくる「虹」の言葉。

よしえさんがこの世界から旅立ったと聞いて、
どうしようもなく悲しくて、寂しくて。
でも、本当に感謝しかなくて。

存在してくださったこと。
たくさんの愛の歌を残してくださったこと。
出会ってくださったこと。


何より、
そんな大切な愛の音楽を共に奏でさせてくださったことが、本当に本当に嬉しくて、
感謝しかありません。



よしえさんは旅立つ時、360°cに強烈な光を放ってこの世界を照らし、愛で世界を包んで移行されたように感じたの。


それは、恍惚の光そのもので。


私自身「死」がこんなにも祝福であったのかと、初めてリアルに感じ、そんな自分の感覚に驚いています。


これも、
よしえさんが伝えてくれた波動。

最後の最後まで、全身全霊で愛を放った人。



肉体としてはもう出会えない。
その悲しみはあります。


けど、よしえさんが放ったこの恍惚の光は、この世界に生き続け、その光はまた誰かに受け継がれて生きるのだと思う。


それは、出会っていない世界の裏側に住んでいる方にも届いていく光。

知っている、知らないというくくりを超えて、
生きとし生けるもの全てに行き渡る光。


こうして喜びで迎えた「死」というのは祝福のエネルギーを放つんだな。
そして、また「生」を祝うのだと思う。


生と死を通じて祝福という光が循環している。


人は1人で生きているのではないという意味は、
出会っている方々だけの範囲ではなく、
全体として生きているということ。


誰かの意思や光を受け継ぎ生かされている。


この地球に生きるということは、毎瞬毎瞬訪れている、この生と死の光を受け継ぐことでもある。


歌だけでなく、日常の全てを「祈り」として生きたよしえさん。

その祈りは共に栄えていこうとする全体の繁栄に対しての祈りであり、
全ては一つである、内側の大いなる源へ帰る祈りでもあったのだと思う。


よしえさん、本当にありがとう。

よしえさんを通して、たくさんの気づきを頂き、生と死の奥深い愛を思い出しました。


愛しています。
永遠に。


よしえさんが放った光のカケラを、私も引き継いでこれからも音楽を通して伝え続けていきます♪


共に大地を愛し、生の喜びを祝福しあい、笑いあい、人を繋ぎ、幸せを感じながら。

十勝での一コマ♪よしえさんと高橋全さんと♪
橋本和典さん撮影。気に入っている一枚です♪
よしえさんの温かな笑顔が好き♪


よしえさん♪
私もそちらに帰ったら、また会います♪
そしてまた「夜」を一緒に弾きたいです♪


MISAO


↓よしえさんのHPです。
one roots
ご家族からのメッセージが書かれています。
本当に温かなご家族で、みんな大好きです♪



私が大好きなよしえさんの歌の歌詞を最後に。

「宇宙」

どうして生まれてくるの

いつか消え行くのに

であいの喜びと

別れをあじわいながら

あなたと私のあいだの

距離とおなじように

寄せては離れ漂う

宇宙の呼吸の中で


時は生まれ消えてめぐる

あなたのいのちも同じように

次のいのちつむぎゆくよ

いのりこめて   愛をこめて



光はいつだって影を伴いながら

背中を向けた私に

虹を見せてきらめく

小さないのちの中に

果てしない宇宙が

すべてのいのちは   宇宙の営みのなか


星は生まれ消えてめぐる

すべてのいのちも同じように

次のいのちつむぎゆくよ

いのりこめて    愛をこめて