過干渉と愛情不足に共通する子供への影響 | 滋賀県大津市比良の麓 ホリステックスタジオ Heal-garden

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今日も小さな幸せがいっぱいつまった一日でありますように

こんにちは

朝晩は心地よい風が吹き

過ごしやすくなりましたね。

 

 

今日は今月のセラピーで多かったキーワード

『 過干渉 ・愛情不足 』

についてシェアさせて頂きたいと思います。

 

 

初めての方はコチラの記事から

お読み頂ければと思います。

不調や不運を招く原因は・・・

 

 

皆さんの親御さんは

過干渉 過保護 放任主義 

適度なバランス

どんな感じでしたか?

 

 

極端な場合でない限り 

親がどのタイプだったか

分かり辛いですよね。

 

そして、今、親である方も自分自身が

どのタイプなのか

分かり辛いと思いますが

偏りがある場合は子供に共通する

症状が現れます。

 

 

それは 

自己肯定感が大きく欠如している。

という状態です。

 

状況としては

自己防衛が強い

考えに偏りがある

不登校気味

 

心身症を発症

アトピーが酷い

疲労感

などetc・・・・

 

 

この自己肯定感は全ての基盤で

健やかに生きるために

なくてはならない軸となるもの。

 

 

それが弱いと大人になって

生き辛くなります。

 

 

過干渉の親と 愛情の薄い放任タイプの親は

一見、対のような育て方に見えますが

 

根本は同じで

自分の理想や期待を

実現させたい親が

 

子供の将来のためだと

自分の理想を

子供に要求し続けて育て

心の形成に大きなダメージを与え

子供の人生を潰してしまう事に。。。

 

 

大きくなるにつれ

不登校や非行、 

アトピーの憎悪

人間関係の不調和

など・・・

 

そして大人になると

 

〇他者に認めてもらいたいがために

 社会的評価を得ることに躍起になり

 大切なものに気付かない人生を送る。

 

〇役に立たなければいけない、認めてもらいたいと

    思い自己犠牲型へ

 

〇親にたっぷりの愛情をもらっていないため

   人との距離感がつかめない

 

〇親に好かれたいと行動してきたことから

    完璧主義

 

〇自分で自分を守るために

    間違いを認められない性格

 

〇自分の悲しい気持ちをおしころしてきた為に 

      特に人の痛みが分からない

 

〇結婚しても健全な家庭を築く事ができない

 etc・・・

 

 

など子供の人生に深く影響を及ぼします。

 

そういう親は自覚のない場合が多いのですが

中には、私は過干渉になりすぎてはいけないと思うばかりに

 

口では「あなたの人生なのだから、自分で決めればいいのよ」
寛容な言葉を発しながら

自分(親)にとって気に入らない選択を子どもがすると

・否定から入る
・ため息をつく
・悲しい表情になる
・不機嫌になる

 

などの非受容的な態度を取り、

 

結局自分の望みを優先、強要させる行動に出て過干渉よりもさらに
子供の心に過度な負担を負わせる

ケースがあります。

 

 

どの場合も結局 自分の期待が最優先で

子供の特性を見極め上手く育てられない

ダメ親

 ありのままの 

子供を受け入れられず

 

こうした方が良いのでは?

→こうでないと私は嬉しくない

 

それは止めておいた方が良いのでは?

→こうでないあなたは好ましくない

 

経験上、こういう方向が一番良い

→言っている事は、正しいのだから従いなさい

 

それは間違ってるんじゃない?

→こういう選択、行動をしないと

    私は嬉しくない。

 

 と、親自身も自分の潜在意識に気付かず

子供が考えるより先に

口を挟んで、暗にコントロールし

育ててしまっているのです。

 

 

その結果、子供は自分の感情を仕舞い込み

親に好かれる子でいる為に

自分の考えを親に同調させるようになります。

 

 

そして大人になるにつれ

いつしか、自分自身の想いが分からなくなり

自分が何をしたいのか 

自分がどうなりたいのか

自分の意思が持てないばかりか

自分を肯定できるような経験を

積み上げてこれなかったったが為に

 

自己肯定感が大きく欠如した

子供に成長します。

 

 

そして大人になるにつれ自立心が

芽生え始めると

今まで自分を受け入れてくれなかった

親に対して反発心や怒りを持つようになり

その怒りは他者に向かうことも。

 

 

潜在的な幼少期の受容を得ようと

もがき苦しむことになります。

 

 

親は子供を愛するからこそ

心配になったり 不安になるのですが

 

適切な範囲を越している場合

 

実はその心配や不安は

自分自身(親)の幼少期にあります。

気づかない負の連鎖を止めるには

 

 

親自身が自分を知り、

本質的な正しさを持たなければならないということです。

 

 

☆ 次回は再構築についてお伝えしたいと思います。

 

 

 

今日もありがとうございました。

 

 

ナマステ蓮