～ゲームが映画を超える瞬間～　RDR2をクリアした感想

こんばんは(・∀・)

今日はRDR2についてです。

RDR2は2018年に発売されたアクションアドベンチャーゲームです。

本編シナリオだけで2時間映画の数十倍のボリュームに加え、利便性を犠牲にして創り上げたリアルさや自由度の高さが売りです。

なんで今更2年前のゲームの感想かと言いますと、昨日やっとクリアしたからです()

全くやってなかったわけではありません。6章で止めており、定期的に引っ張り出してきては狩りや強盗なんかをやってたので、200時間くらいはプレイしてました。　それでも、ダクソ３やSEKIROなんかを買ってしまい結局長い間ストーリーは放置する事に。　でも、モヤモヤした気持ちはずっと心に残ってたので、この際一気にクリアしてしまおう！と重い腰を上げたわけです。

ここからはクリアした感想です。結論から言いますと、神ゲーでした。

正直、１～５章まではストーリーにそこまでのめり込めなかったんですが、6章があまりに素晴らしかった。　結核にかかって死を覚悟したアーサーの償いの物語、まさにレッド・デッド・リデンプションです。アーサーは決して善人では無いと思いますが、昔気質の義理を貫く男って感じで間違いなく良いやつです。この辺は善人プレイをしたり、サブミッションをこなしていれば理解が深まると思います。　あと、動物が大好きで日誌にも馬やリスの絵をよく描いていたり(これがかなり上手い！)、未亡人に飢え死しないよう狩りの仕方を教えたり。　アーサーは本当に魅力がある男だと思いますね。

これだけ魅力のある男を操作していて感情移入しないわけがありません。ラストミッションではボロボロになりながらもジョンを生かすため、おとりになります。

自分の帽子や武器を「俺にはもう必要ない」と渡すシーンは涙なしには見れません・・・。これはゲーム史に残る名シーンですよ。やばい。　

ゲームと映画をストーリーで比べた時、どうしてもゲームは下になってしまうと思います。しかし、ゲームが映画に勝つ瞬間があります。それは何十時間、何百時間も共に戦ってきた主人公にプレイヤーが乗り移った瞬間でしょう。この時の感情というのは、ゲーム以外の媒体では起こりえないものだと私は思います。　私はアーサーになりきっていたため、最後は本当に辛かった。しかも、6章を進める前に強盗をしまくってたせいで、名誉レベルは底辺。マイカに撃ち殺されるバッドエンドを迎えてしまいました。

あまりに悲しかったし、悔しかったので、コピーしていたデータで名誉レベルを上げてもう一度クリア。

無事トゥルーエンドを迎えることができました。

RDR2はAmazonなんかのレビューを見ると賛否両論ですし、酷評も目立ちます。その理由としては主にチュートリアルが退屈で長い、操作性がクソ、移動がダルい、ストーリーがつまらない、手配度システムがクソ・・・などです。どれも理解できます。　特に手配度は本当にクソですね。100年以上前にも関わらず、GTA５よりも発達してます。全員がスマホ持ってて一瞬で通報したんじゃないかってくらい犯罪がバレます。　操作性は決定が×ボタンでキャンセルが〇ボタンなのが本当にややこしいです。　ただ、それを除けばGTA5とそこまで変わらないので、慣れの問題だと思います。このもっさりモーションが個人的にはロックスターゲームらしくて好きです。

それでも、RDR２がかなり人を選ぶゲームだというのは事実ですね。プレイ時間の8割は馬の尻を眺めて移動するだけだし、ストーリーもおつかい的なのがほとんどです。サクッと10時間前後でゲームを楽しみたいって方には向きませんね。あと、ごっこ遊びが好きかどうか。これが全てだと思います。　私のようにストーリー放置して、狩りやら強盗やらを楽しむことができるなら間違いなく神ゲーです。これはゲームというより、超リアルな箱庭を探索するゲームだと思ってください。笑

まとめると・・・

向いてる人

・ごっこ遊びが好き

・洋画は字幕派

・もっさりモーションが好き

・リアルな荒野や森での生活を楽しみたい

向いてない人

・ごっこ遊びはやらない

・ゲームは短時間でクリアしたい

・洋画は吹き替え派

・もっさりモーションが苦手

こんな感じですかね。