【開催】怒りの底にある感情って何?


 

先日開催した

アドラー心理学 勇気づけ講座 

4章【感情と上手につきあう】

 

 

右上のテキストをもっているのが僕です
40−60代の男性受講者さんたち

 

 

 

 

今日は怒りの底にある感情について書きます

 

心理学では怒りは2次的な感情(2次感情)と

言って、怒りの感情の底には

1次的な感情(1次感情)があるとしています

 

 

 

 

 

 

 

こんな場面で親は子供に対して怒りの感情を使うことありますよね

 

 

 

高校生の子供が23時を過ぎているの

何の連絡もない

夕飯を作っているのに、要るか要らないかの

連絡もなくイライラしている時に

 

ガチャっ子供が帰ってきた…

 

 

 

 

 

 

『いったい何時だと思ってるの!?

電話くらいしなさいよ!』

 

つい怒ってしまう

 

この怒りを2次感情と言います

 

 

 

 

このイラストのように

この怒りの感情の底には

心配、不安、落胆、哀しさ、などの1次感情があります。

 

もしかしたら何か事故にあっているのかも?

という心配不安

ご飯いらないなら連絡してくれてもいいのに

という期待に対する、落胆哀しさ

 

 

このように怒りの感情を支える

1次感情があります。

 

 

つい私たちは怒りという2次感情を使って

相手に伝えてしまい

対人関係トラブルになることがあります

 

もちろん、

家庭でのルールや約束事を守ってもらうことは

大事なことであり

伝えることは大切なことです

 

しかし、本当に伝えたいことは

ルールや約束事を守ってほしい!ということを

伝いたいのに

 

怒りという感情で伝えてしまうと、

伝えたいことが伝わらずに

 

ただ怒られた!ということだけであったり

場合によっては、

 

『なんで人の意見も聞かずに一方的に怒るんだ!』って反発されたり

 

『うるさい!』と言って子供が部屋に閉じこもり親子の関係が悪化することも考えられます

 

本当に伝えたいことは何でしょうか?

 

怒りを伝えたいのでしょうか?

 

その怒りの目的は何でしょうか?

・支配?

・主導権争いに勝つこと?

・権利擁護?

・正義感の発揮?

(この怒りの目的については前回のブログで書きましたのでご覧ください)

 

この場合

支配という目的の方もいらっしゃれば

正義感の発揮という方もいらっしゃる

かもしれません

 

この時、大切なことは何を伝えたいか?

 

 

『あなたの帰りが遅いから心配したのよ』

『遅くなるなら連絡してほしい』

『夕飯要らないなら教えてね』

『次回から遅くなる時には連絡してもらえる?』

 

これが本当に伝えたいことですよね

 

怒りを感じた時に

 

怒りの目的は何か?

 

ということと

 

怒りの底にある1次感情は何だろう?

 

という視点を持つと

 

怒りという感情を使って相手に伝える必要がないことに気づきます

 

自分の感じている1次感情を伝えることで

相手にどうして欲しいのかを冷静に伝えることができます。

 

 

 

次回は、より相手に受け入れてもらいやすくなる

伝え方について書きますね!

 

今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました

 

 

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